離乳食用椅子のおすすめ9選。赤ちゃんにぴったりの椅子を選ぼう

第43回 どれがいいの?子育てグッズ
離乳食用の椅子があると、赤ちゃんに離乳食を食べさせるときに便利です。普段から赤ちゃん用の椅子としても使えるので、用意しておくとよいでしょう。離乳食用の椅子を選ぶときに注意したいポイントを、おすすめと併せて紹介します。

離乳食用の椅子はいつから使う?

赤ちゃんが離乳食を食べるようになったら、専用の椅子を使うことをおすすめします。パパやママが片手で支えたり、抱っこしたりして食べさせるより、安定してあげられます。具体的な目安を知っておきましょう。

目安は腰がしっかり座る7~8カ月ごろ

赤ちゃんが1人である程度座っていられるようになったら、離乳食用に椅子を使っても大丈夫です。赤ちゃんの成長や体格によって差はありますが、7~8カ月ごろが目安とされています。

離乳食用に椅子を使えば、パパやママは両手を使って赤ちゃんに食べさせることが可能です。「椅子に座ったらご飯」という習慣付けにも役立つでしょう。離乳食用の椅子は赤ちゃんの体にフィットする作りなので、前のめりになってしまうこともありません。

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離乳食用椅子を選ぶポイント

離乳食用の椅子を初めて購入するときは、どんなものがよいのか分からないかもしれません。売り場で迷ってしまわないよう、選び方のポイントを押さえておきましょう。

椅子のタイプで選ぶ

離乳食用の椅子には大きく分けて、ハイタイプ・ロータイプ・テーブルチェアタイプの3種類があります。

ハイタイプなら、赤ちゃんが大人と同じ目線で食事ができます。赤ちゃんを抱っこして座らせたり、下ろしてあげたりすることが必要ですが、パパやママが離乳食をあげやすいのがメリットです。

ロータイプは、こたつや折り畳みテーブルで使うのにピッタリです。安定感があるので、赤ちゃんが椅子ごと転倒する心配もほとんどありません。

テーブルや机に取り付けて使えるテーブルチェアタイプは、自宅だけでなくお出かけ先でも重宝します。軽くて持ち運びがしやすいのもポイントです。ただし、テーブルや机の天板の厚さに制限があるので、注意しましょう。

機能性もチェック

離乳食用の椅子は、高さや座面、足置きを赤ちゃんの成長に合わせて調節できるものがおすすめです。特に足置きは赤ちゃんの姿勢を安定させ、力を入れやすくする役割があるとされています。ローチェアの場合は、赤ちゃんの足が床にしっかり着くか確認しておきましょう。

赤ちゃんを固定するベルトやバーも不可欠です。「足を通して座らせるから大丈夫」と思っていても、赤ちゃんが器用に抜けだしてしまったり、椅子の上で立ち上がったりする恐れがあります。転倒や転落のリスクを減らすためにも、安全性の確認が大切です。

手入れのしやすさ

離乳食を始めて間もない赤ちゃんは、まだ上手に食べられません。こぼしたり吐き出したり、食器をひっくり返したりすることもしばしばです。そのため、離乳食用の椅子選びは手入れのしやすさもポイントになります。

テーブルの付いているものは、外して丸洗いできるか確認しましょう。また、なるべく凸凹や隙間が少ないシンプルなデザインのものや、テーブルがプラスチック製のものなら、汚れを落としやすく簡単にお手入れができるので便利です。

ハイタイプのおすすめ離乳食用椅子3選

ハイタイプは赤ちゃんも一緒に食卓を囲めるだけでなく、パパやママが目線をしっかり合わせてあげられるのがメリットです。高さなどを調節できるものなら、数年は使えるでしょう。長く使いたいおすすめの椅子を紹介します。

大和屋「すくすくチェア スリムプラス テーブル付」

人気の高い同シリーズの「すくすくチェア プラス」と変わらない機能や使いやすさで、幅が約6cmスリムになった離乳食用椅子です。座面や高さ、奥行きが細かく調節でき、テーブルの取り外しも可能なので、腰がすわるようになる7カ月前後から10歳ごろまで使えます。

座面は赤ちゃんが足を入れやすい波型のため、パパやママも座らせやすいでしょう。安全をキープするガード部分は工具なしで着脱できるので、こまめに掃除できます。

食べこぼしなどで汚すことが多い、離乳食期の赤ちゃん用にうれしいポイントです。双子の赤ちゃんや年が近いきょうだいがいる場合は、セットで並べてもよいでしょう。

・大和屋「すくすくチェア スリムプラス テーブル付」

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Esluve「ベビーチェア」

座面の高さだけでなく、背もたれの角度やテーブルの長さ、足置きの角度などを、赤ちゃんに合わせて細かく調節できる離乳食用椅子です。背もたれは最大で140度まで倒せるので、足置きも調節すれば、赤ちゃんを寝かせることもできます。

キャスター付きで動かしやすいのもメリットです。ストッパーが付いているので、勝手に動いてしまう心配もありません。また、5点式の安全ベルトが赤ちゃんをしっかり固定してくれます。

クッションシートを外せば丸洗いが可能です。食べこぼしのこびりつきや、隙間に入り込んだ汚れも簡単に掃除できるので、いつでも衛生的に使えます。

・Esluve「ベビーチェア」

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Beideli「ベビーチェア」

摩耗しにくく頑丈なケヤキ材の脚に、軽く扱いやすいプラスチック材を組み合わせています。赤ちゃんの成長に合わせて、高さや幅を調節できる機能性だけでなく、部屋のインテリアになじみやすいおしゃれなデザインが魅力です。

座面は幅を約35cmまで広げられるので、離乳食期から4~5歳ごろまで使えます。2枚のトレーはプラスチック製で汚れを拭き取りやすく、取り外しも簡単です。お食事用と遊び用で使い分けてもよいでしょう。

ピラミッド型で安定しやすい脚、クロッチガードと5点式の安全ベルトのダブル保護仕様など、赤ちゃんの安全対策も万全の離乳食用椅子です。

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ロータイプのおすすめ離乳食用椅子3選

ロータイプの離乳食用椅子は、パパやママが床に座って離乳食をあげるのに適しています。安定性が高く、赤ちゃんが足をしっかり踏ん張れるのもポイントでしょう。遊び用の椅子としても使える、おすすめ離乳食用椅子を紹介します。

HB.YE「ベビーチェア」

軽いアルミ合金に安定性の高いX字型構造を採用した離乳食用椅子です。脚の先には滑り止めと固定用のベルトが付いているので、床だけでなく大人用の椅子の上にセットすることもできます。

テーブルは食品グレードのPP素材で作られています。汚れを拭き取りやすいだけでなく、赤ちゃんが舐めたりかじったりしても安心です。

約1kgと軽量ですが、破れにくい生地を使用しており、耐荷重量も約15kgあります。折り畳んで専用の収納袋に入れれば、持ち運びも簡単です。赤ちゃんを固定するシートベルトも付属しているので、屋外でのレジャー用にしてもよいでしょう。

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澤田木工所「ティンバーローチェアクッションセット」

組み立て不要ですぐに使える木製の離乳食用椅子です。リーズナブルな価格ながら高級感あふれるデザインは、どんなインテリアにも調和します。

使わないときは畳んでおけるので、スペースが限られている部屋でも邪魔になりません。また、テーブルを椅子の背面に倒して、赤ちゃん用の椅子として使うことも可能です。股と腰部分で赤ちゃんを固定するベルト付きで、転落や転倒も防ぎます。

綿100%で中綿もたっぷりのクッションは、紐で着脱も簡単です。食べこぼしや赤ちゃんの汗が気になるときには丸洗いできるので、いつでも清潔に使えるでしょう。

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リッチェル「2WAYごきげんチェアK」

床置き・椅子置きの2通りの使い方ができる離乳食用椅子です。隙間のないシンプルな一体構造で、お手入れしやすくなっています。

四隅には滑り止め用のゴム脚が付いており、転倒しにくいデザインです。赤ちゃんを固定するシートベルトも付いています。ただし、大人用の椅子に置いて使うときは、本体のベルトをしっかり固定するようにしましょう。

テーブルは取り外し可能です。椅子置きして使うときは、テーブルを外すとダイニングテーブルとの間に隙間ができにくくなります。食べこぼし防止にもなるだけでなく、赤ちゃんも一緒に食卓を囲む楽しみを味わえるでしょう。

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テーブルチェアタイプのおすすめ離乳食用椅子3選

テーブルチェアタイプは、お出かけ先でもテーブルや机があれば赤ちゃんを座らせられるので便利です。しっかり固定されているか確認は必要ですが、荷物に加えておくと重宝するでしょう。手軽に使えるおすすめの離乳食用椅子を紹介します。

RENNUO「ベビーテーブルチェア」

約20~85mmまでの、幅広い厚さのテーブルに対応する離乳食用椅子です。約20秒のワンタッチ操作で、滑り止め用のゴム製アームとソフトプラスチック製アームが椅子をテーブルにしっかり固定します。

脚がないので場所を取らず、食事後の掃除も簡単です。赤ちゃんが転倒する心配もありません。立ち上がりを防ぐ5点式のシートベルト付きで、安全性も確保されています。

シート部分は取り外しができます。食べ物やジュースなどの汚れだけでなく、赤ちゃんが汗をかいたり吐き戻したりしたときも、丸洗いできるので清潔に使えるでしょう。

・RENNUO「ベビーテーブルチェア」

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HooMall「ベビーテーブルチェア」

約15kgまでの赤ちゃんに使える、折り畳み式の離乳食用椅子です。専用の収納袋付きで持ち運びしやすく、屋内・屋外を問わず様々な場所で使えます。自宅にハイタイプやロータイプを置く十分なスペースがない場合にもおすすめです。

滑り止め用のソフトプラスチックアームは、テーブルにしっかり固定しながら傷付ける心配がありません。約20~80mmの厚さのテーブルにセットが可能ですが、天板がガラスのものや、凸凹したものに使用することは避けましょう。

幅広のクロッチガードや5点式のシートベルトなど、安全対策も充実しています。

・HooMall「ベビーテーブルチェア」

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カトージ「テーブルチェア イージーフィット」

わずか10秒・2ステップでテーブルにセットできる離乳食用椅子です。折り畳み時の厚さ約8cmとコンパクトなので、自宅用はもちろんお出かけ用にも適しています。厚さ約20~90mmのテーブルに使用可能です。

背もたれは2段階に調節でき、赤ちゃんの成長に合わせて使い分けられます。高くすれば赤ちゃんの反り返り防止に有効です。5点式のシートベルトは、立ち上がりや抜け出しを防いで、赤ちゃんの安全を守ります。

どんなインテリアにもなじむ、落ち着いたカラーも魅力です。機能だけでなく、デザインにもこだわりたい人におすすめします。

・カトージ「テーブルチェア イージーフィット」

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赤ちゃんが離乳食用の椅子を嫌がったら

使い始めは赤ちゃんも離乳食用の椅子に慣れていません。座らせようとしても嫌がったり暴れたりすることもあるでしょう。そんなときの対策を知っておきましょう。

無理に座らせず時間をおいてみる

離乳食を食べてほしいから、椅子に座る習慣を付けさせたいからと無理に座らせたり、叱ったりすることは避けましょう。赤ちゃんが離乳食用椅子や離乳食そのものによくないイメージを持ってしまう可能性があるからです。

また、赤ちゃんが嫌がるのは、眠かったり他に気になるものがあったりなど、何か理由があるのかもしれません。急に環境が変わって不安に感じていることも考えられます。

せっかく用意した離乳食を食べてもらえないのは残念ですが、そんなときはいったん椅子から降ろし、落ち着くまで待ちましょう。しばらく時間をおいて再トライするとうまくいくことがあります。

まとめ

離乳食用椅子は、赤ちゃんに離乳食をあげるときに役立ちます。パパやママが両手を使えるので、赤ちゃんに声を掛けたり、顔をしっかり見たりしながら食べられるからです。

また、離乳食用椅子の使用は、赤ちゃんに「ご飯の時間」と認識させ、習慣付けるという目的もあります。赤ちゃんの座り心地や、パパやママの使いやすさも考慮して、離乳食期から長く使える椅子を選びましょう。

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