【タンザニアの絶品朝食】「サンブーサ」作ってみた!パリサク食感とスパイシーな香りがたまらんらん♡

【タンザニアの絶品朝食】「サンブーサ」作ってみた!パリサク食感とスパイシーな香りがたまらんらん♡

タンザニアの人たちが愛してやまない朝食メニューに「サンブーサ」なる揚げ物料理があります。紹介していたのは、朝の情報番組『グッド!モーニング』。今話題のレシピ本『地球のかじり方』に掲載されているレシピで、あの有名な海外旅行ガイドブック『地球の歩き方』が監修しています。日本から遠く離れたアフリカの国では、朝食にどんな料理を食べているのでしょう。興味津々なんでさっそく作ってみます♪

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『地球のかじり方 世界のレシピBOOK』とは?

『地球のかじり方 世界のレシピBOOK』は、62の国と地域の名物料理89品を掲載しているそう。日本でなじみのない食材を使う料理でも、代用できる身近な食材を紹介しているので、気軽に世界各国の料理を作って楽しむことができます。

今回、タンザニアの人たちに愛されている「サンブーサ」を教えてくれたのは、『地球のかじり方 世界のレシピBOOK』の料理制作を担当した、各国料理研究家の佐藤わか子さん。東アフリカにあるタンザニアは、かつてイギリス領だったそう。そのため、同じイギリスの統治下にあったインドの料理が浸透していて、香辛料を使った料理が多いそうです。

「サンブーサ」も香辛料を使った料理です。現地ではサンブーサ用の皮で作るそうですが、春巻きの皮でも代用できるとのこと。さっそく作ってみましょう。

タンザニアの絶品朝ごはん「サンブーサ」の材料と作り方

【材料】2人分
春巻きの皮…3枚
合いびき肉…150g
じゃがいも…120g
ゆで卵…1個
玉ねぎ…1/4個 ※今回使った玉ねぎは小さかったので、1/2個使うことに。
しょうが(すりおろしたもの)…小さじ1/2
カレー粉…小さじ1
クミンパウダー…小さじ1/2
シナモンパウダー…小さじ1/8
パセリ(粗みじん切りしたもの)…大さじ1(パクチーでも可)
塩・こしょう…各少々
水溶き小麦粉…適量 
サラダ油…適量

今回使った春巻きの皮のサイズは20cm×18cm。水溶き小麦粉は、小麦粉と水を各小さじ2ずつ混ぜたものを使用。また、ゆで卵は、鍋に卵がかぶるくらいの水を入れ、冷蔵庫から出した卵を水から15分、中火で茹でて作りました。

【作り方】
1.じゃがいもは皮を剥き、芽を取り、1cm角に切ります。

水を入れた鍋にカットしたじゃがいもを入れ、水からやわらかくなるまで中火で茹でます。沸騰してから3分ほどで茹であがりました。

茹であがったじゃがいもはザルにあげ、ボウルに移し、マッシャーでつぶします。

2.ゆで卵は白身と黄身に分け、黄身は手で軽くほぐし、白身は粗みじん切りにします。

3.熱したフライパンにサラダ油を引いて、合いびき肉とみじん切りした玉ねぎを入れ、中火で2分ほど炒めます。そこに、しょうが、カレー粉、クミンパウダー、シナモンパウダーを入れ、さらに中火で2分ほど炒め、塩、こしょうで味を調えます。

スパイスを入れた瞬間、異国情緒漂う香りがしてきました!

4.1に2と3、パセリを入れて混ぜれば、具が完成!

5.春巻きの皮を対角線上に斜めに切って、半分にします。キッチンバサミを使うと簡単でした。

半分に切った春巻きの皮を下の画像のように置きます。

左の角を右側に折ります。

次に、右の角を左側に折りますが、この時、左の端を水溶き小麦粉でのり付けして閉じます。


6.5を手の中で袋のように広げ、その中に4を詰めます。


具を詰めたら、はみ出ている手前の皮を内側に入れます。

皮の三角形の部分(下の画像のオレンジ色で示した部分)に水溶き小麦粉を塗り、手前に閉じます。



7.フライパンに深さ2~3cmほどサラダ油を入れ、170~180℃でサンブーサの両面を各1~2分ずつ揚げます。火加減は中火。サンブーサの閉じた面を下にして油に入れると、皮が剥がれずに揚げられます。

両面がきつね色に揚がったら出来上がり。調理時間は40分。具を春巻きの皮で包むのに、不器用なわたしは手間取ってしまいました。器用な方なら調理時間は大幅にカットできると思います。

ではいただきます!

熱っ! おいしーーーーい。皮がサクサクでパリパリ。スパイスを効かせつつ、ゆで卵のまろやかさもあって、とってもおいしいです。粗みじん切りした卵の白身が食感のアクセントになっています。

パセリの独特の風味とスパイスもよく合う! ひき肉とじゃがいもで満腹感があるので、タンザニアで朝ごはんとして食べられているのも納得。現地ではホットチャイと一緒に食べるそう。おしゃれな朝ごはんですね。

塩、こしょうを軽めにしたので、味が少し薄かったのが残念。ちょっと濃いかなと思うくらい入れて、ちょうどいいと思います。もしくは、スイートチリソースをつけてもおいしいそう。タイとタンザニアのコラボ♪

今回、20cm×18cmの春巻きの皮を使ったのですが、レシピ通り、3枚使って6個のサンブーサを作ったところ、具がけっこう余ったので、2枚追加し、結局、10個のサンブーサを作りました。

食べきれなかったサンブーサを冷めた状態で食べましたが、断然、揚げたて熱々のほうがおいしいです。食べる直前に揚げるのが絶対おすすめ! 遠く離れたタンザニアの朝ごはん「サンブーサ」。みなさんもぜひ作ってみてくださいね。

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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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