【おにぎりの冷凍保存】具材や解凍方法を解説!焼きおにぎりの作り置きも

【おにぎりの冷凍保存】具材や解凍方法を解説!焼きおにぎりの作り置きも

おにぎりは多めに作り冷凍保存しておくと、小腹が空いたときやお弁当に活躍します。ただし、具材の冷凍適正や、ごはんがパサつきにくい冷凍方法など、気をつけるべきポイントも。そこで冷凍におすすめなおにぎりの具材や冷凍・解凍方法、さらに作り置きでも美味しい焼きおにぎりのレシピを料理研究家の吉田瑞子先生が解説します。

ツナマヨ、混ぜ込みごはんは冷凍できる? おすすめの具材をチェック!

おにぎりは具材によって冷凍に向いているものと不向きなものがあります。まずは冷凍に向いている具材を確認しておきましょう。

冷凍に向かないのは生ものやマヨネーズを使う具材

水分が多い具材や生もの(いくら、生のたらこや明太子、青じそなど)は傷みやすいので冷凍には不向き。また、ツナマヨなどマヨネーズを使う具材も、解凍する際に電子レンジで加熱するとマヨネーズが分離しやすいので、冷凍は避けること。

プロのおすすめは「梅干し」や「焼きたらこ」など水分が少なく、味の濃い具材!

水分が少なく、塩気のしっかりしたものは、冷凍後も味に遜色がないので、おすすめ。梅干しや昆布・塩昆布、鮭、焼いたたらこや明太子、おかかなど、定番の具材は冷凍に向いている。炊き込みごはんは、こんにゃくやたけのこなど冷凍すると食感が変わりやすい食材が大きければ取りのぞいてから、小さければそのまま冷凍を。ちりめんじゃこや炒りごまなどの混ぜ込みごはんも冷凍可能。

【おにぎりの冷凍】1個ずつラップで包んで冷凍

おにぎりはごはんが温かいうちに握ってラップで包むと、乾燥せず、美味しさをキープできます。雑菌が付かないようにラップや手袋を使って握りましょう。

【冷凍方法】

1 おにぎりをラップで握る

広げたラップに塩をふり、温かいごはんをのせ、好みの具をのせる。ラップで包んで握る。

POINT

雑菌が付かないように、ラップや調理用の手袋を使って握るといい。

2 温かいうちに1個ずつラップで包む

おにぎりが温かいうちにラップでぴったり包むと、ごはんがパサつくのを防ぐことができる。

3 冷めたら冷凍用保存袋に入れて冷凍する

おにぎりが冷めたら冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて袋の口を閉じ、冷凍する。1カ月程度保存可能。

POINT

海苔はおにぎりの水分を吸ってふにゃふにゃになってしまうので、冷凍するときには巻かないこと。

おにぎりの具材は記載しておくと便利!

冷凍用保存袋にあらかじめ具材を記載したシールなどを貼っておくと、わかりやすくて便利。その際、一緒に日付も記載しておくといい。

【解凍方法】

冷凍したおにぎりは、ラップをしたまま1個(100g)につき電子レンジ(500W)で2分加熱する。好みで海苔を巻いていただく。

冷凍おにぎりはお弁当に持って行ける?

冷凍したおにぎりは、お弁当に持っていくことも可能。ただし、自然解凍したおにぎりは美味しくないので、必ず電子レンジで解凍してから持っていくこと。もし出先に電子レンジがある場合は、おにぎりを凍ったまま(夏場は保冷バッグに入れて)持って行って、食べる直前に電子レンジで加熱して食べる。

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