今日から実践! 夫との関係をどんどんよくする妻の言動とは?

第3回 夫との関係をどんどん悪化させる妻とは?
どんな妻も、“夫婦円満”を願うもの。しかし、夫との関係が円満な妻がいる一方で、どんどん関係を悪化させてしまう妻がいます。いったい何が違うの? そこで、HaRuカウンセリングオフィス代表の高草木陽光さんにお話を伺いました。

「夫との関係をどんどん悪化させてしまう妻は、自分の考えを曲げず、自分の考えを押し付ける妻。つまり、夫のことを尊重しない自分勝手な妻なのです」(高草木さん 以下同)

では、夫との関係をどんどんよくする妻の言動とは?

●「そうだね」「そうだよね」という言葉を多く使う

「よく妻が陥りがちなのが、夫が言ってくれた言葉に対して、または夫が話している途中で、ことごとく“でも!”“だって!”と否定してしまうこと。これは、夫にとっては“だったら、オレに聞くなよ!”“どうせオレの意見なんか聞かないんだろ?”と、話すことすら嫌になってしまうものです。どんなに考えが違っても、夫の言葉を一旦“そうだね”“そんな考え方もあるんだね”と受け取る。相手を尊重したうえで、自分の考えを話すように心がけてみましょう!」

夫との関係をどんどんよくする妻

●感謝の言葉を意識して口にする習慣をつける

「“ありがとう”“いただきます”“御馳走様”“美味しいね”“助かったよ”
“お疲れ様”など、そういった小さな幸せをちゃんと意識して、夫に伝えられていますか? つい当たり前の事になってしまっていたり、“そんなの言わなくてもわかるでしょ?”と、いう人も多いかもしれません。でも、やっぱり感謝の言葉を妻が口にしてくれたら、夫は嬉しいものですよね? 今日から、ひとつでも実践して、感謝や思いやる言葉を伝えてみてください。きっと旦那さんの対応が変わってくるはずです!」

●“~して欲しい”ではなく、“与える”ことにフォーカスする

「夫に“~して欲しい!”と要求したり、期待したりしては裏切られ、また期待しては裏切られ…そんな繰り返しで不満が爆発寸前? という状況に陥っていませんか? でも、相手が変わってくれることを期待しても、なかなか思い通りにはならないのが現実です。そういう場合は、自分の考え方や対応を少し変えてみることです。相手に“~して欲しい”と要求し期待するよりも、自分がまず夫を思いやり、“与える”ことを意識して接してみましょう」

一方的な自分勝手な思いだけで感情的になったり暴走するのではなく、まず相手のことを思いやり、尊重することこそが、夫婦関係をどんどんよくする近道のようです。
(構成・文/横田裕美子)

お話をうかがった人

高草木陽光
高草木陽光
HaRuカウンセリングオフィス
夫婦問題カウンセラー。これまでのカウンセリング件数は70000件以上。浮気や離婚問題、夫婦関係修復など、あらゆる問題を早期解決に導くプロフェッショナル。
夫婦問題カウンセラー。これまでのカウンセリング件数は70000件以上。浮気や離婚問題、夫婦関係修復など、あらゆる問題を早期解決に導くプロフェッショナル。