【お弁当の裏ワザ】フライパンでOK!クッキングシートの“包み蒸し”で同時におかず3品できちゃった♪【調理ライブ】

【お弁当の裏ワザ】フライパンでOK!クッキングシートの“包み蒸し”で同時におかず3品できちゃった♪【調理ライブ】

秋といえば行楽の季節。となると、お弁当の季節でもあるわけですね。出かける朝にバタバタとおかず作りは毎度のルーティーンですが、今回は画期的なメソッドを紹介しちゃいます。なんと、クッキングシートで”包み蒸し”という方法で、フライパンで同時調理をやってのけるというもの。しかも、ほったらかしでいいんですよ。おかず作りがグッと時短・簡単になることうけあいの超裏ワザなんです。詳しく紹介していきますね♪

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時短の秘訣はクッキングシート包みとフライパンでの蒸し調理

今回の超裏ワザは、以前CBCテレビの情報番組『チャント!』で紹介していました。このほったらかし弁当を紹介したのは、フードスタイリストの川崎利栄さん。食材をクッキングシートで包み、それを数個、水を入れたフライパンで同時に蒸せば、複数のおかずを同時に時短調理できるとか。

クッキングシートって実は、蒸し料理にも最適。というのも、油や汁は通しにくいのに蒸気は通すという特性があるからです。そのため、クッキングシートに調味料を入れても漏れにくく、蒸すと蒸気が通り抜けるので中の食材は水っぽくならずに蒸し上がるというわけ。

包み蒸しにすれば洗い物も少ないですね♪ さっそく、おかずの同時調理にチャレンジ!

同時に3品!「ほったらかし弁当」を作ってみた!

今回作るおかずは「豚肉のしょうが蒸し」「さつまいものレモン煮」「きのこのバターしょうゆ蒸し」の3品です。それぞれのおかずは下準備までを紹介し、加熱工程は一度に紹介します。

同時に3品! その1「豚肉のしょうが蒸し」

【材料】(1人分)
豚こま切れ肉…75g 
玉ねぎ…1/8個(約25g)
しょうが…5g
片栗粉…小さじ1/4
しょうゆ…大さじ1
酒…小さじ1

1.  玉ねぎとしょうがは薄切りに、しょうゆと酒は合わせ、豚肉に片栗粉を振っておきます。

2.  クッキングシートの上に豚肉、玉ねぎ、しょうがをのせて、合わせ調味料を回しかけます。

クッキングシートは30cm×30cmくらいの大きさがあると余裕をもって包めますよ。

3.  クッキングシートをキャンディ包みにし、両端の結び目を上向きにします。

クッキングシートの上下を重ね合わせ、1cm幅くらいに2回折り込み、左右をねじってキャンディのような形に包みます。蒸気で結び目がゆるまないよう、左右をきつくねじるのがポイントです。

同時に3品! その2「さつまいものレモン煮」

【材料】(1人分)
さつまいも…100g
レモン(国産)…薄い輪切り1枚
砂糖…小さじ1

1.  さつまいもはきれいに洗い、皮付きのまま5mm厚さ程度の輪切りにます。レモンは8等分に切ります。

今回用意したのが太いさつまいもだったので、5mm厚さに輪切りしたものをさらに半月切りに。

2.  クッキングシートの上にさつまいもを並べ、レモンと砂糖をのせます。

こちらもクッキングシートは、30cm×30cmくらいの大きさにカット。さつまいもの上にレモンをのせて風味が付くようにします。

3.  クッキングシートをキャンディ包みにし、両端の結び目を上向きにします。

先ほど同様の包み方で、蒸気が逃げないようにしっかりと包みます。

同時に3品! その3「きのこのバターしょうゆ蒸し」

【材料】(1人分)
しめじ…1/4株
舞茸…1/4株
青じそ…1枚
バター…3g
しょうゆ…大さじ1/2
塩…少々

1.  きのこは食べやすい大きさに手で裂き、青じそは千切りにします。

きのこは手で裂くと味が染み込みやすくなりますよ。

2.  クッキングシートの上にきのこ、青じそ、バターをのせ、塩としょうゆをかけます。

これも、クッキングシートは30cm×30cmくらいの大きさがあると余裕をもって包めます。

3.  クッキングシートをキャンディ包みにし、両端の結び目を上向きにします。

これも先ほど同様。蒸気が逃げないように、しっかり包みましょう。

おかずを包めたらフライパンへ♪ 強火で8分蒸し煮するだけ!

おかず3品の準備が出来たら、フライパンで一度に蒸し煮にします。

1.  フライパンに包んだおかずを並べ、包みの底が2cmほど浸かるくらいの水を入れます。

直径26cmのフライパンに包んだおかずを3つ並べて、水を230ml入れました。

2.  クッキングシートの先がはみ出さないようにふたをし、強火で8分蒸します。

ふたをして強火で加熱。すぐにフライパン内に蒸気が広がりました。

3.  蒸し上がったらおかずを混ぜて味をなじませ、粗熱が取れてからお弁当箱に詰めます。

強火で8分加熱すると、ちょうど水がなくなっていました。230ml入れましたが空焚きの恐れがあったかも。もう少し水を多めに入れてもよいかもしれません。

おかずの包みを開いてみると、3品ともしっかりと火が通っていました。冷めてからお弁当箱に詰めます♪

味の染み込んだおかず3品が約10分で♪ 下準備を前日にしておけばもっとラク!

3品ともおいしそうに作れました♪ 特に「豚肉のしょうが煮」が絶品!しょうがの風味がしっかりと豚肉に染み込んでいて、やわらかく仕上がっていました。蒸し調理の効果ですね。さつまいも、きのこもほんのりと調味料の味が染み込んでいますが、素材の持ち味を楽しめました。

お弁当のおかずは冷凍食品に頼ることも多いのですが、「ほったらかし弁当」の調理法を使えば、気楽に手作りおかずのお弁当を作れるとわかりました。お弁当作りに難儀する方は多いと思います。ぜひクッキングシートの包み蒸し調理法をマスターして、お弁当作りを楽しんでくださいね。

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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