マリー・アントワネットも愛した「クグロフ」の話。アルザスのクリスマス伝統菓子の食べ方を料理家・星谷菜々さんが教えてくれた

マリー・アントワネットも愛した「クグロフ」の話。アルザスのクリスマス伝統菓子の食べ方を料理家・星谷菜々さんが教えてくれた

フランス東部・アルザス地方のクリスマスに欠かせない伝統菓子・クグロフ。帽子(王冠)のような型で焼き上げるドライフルーツやアーモンド入りのブリオッシュで、クリスマスの時期、日本のパン屋さんやパティスリーにも登場する。素朴でやさしい味わいのクグロフの魅力と、料理家・星谷菜々さんおすすめのおいしい食べ方をお届けします。

おうちで簡単!クグロフのおいしい食べ方

溝に沿って斜めにカットしよう

手で裂けるくらいのやわらかなクグロフは、斜めのラインに沿ってスライスするのがアルザス地方伝統のスタイル。均一の幅に切れて、見栄えが良いのもポイント。

残りは、ひと切れずつラップにらくるんでから、ジッパー付きポリ袋に入れて密閉。冷凍庫で保存すと約2週間程度はおいしくいただける。食べるときは常温に戻し、軽くトースターで温めると表面がかりっとしてまた違った食感に。生地のバターが口のなかでじゅわっと広がる味わいを楽しんで。

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