
●どこにいても、子どもを大声で叱るママ友
子どもが悪いことや危険なことをしたとき、その場で叱るという教育法に、賛成するママは多いようです。しかし、それも度が過ぎると、ママ友たちは引いてしまっているかも?
ネット上では、「バスの車内で『鼻くそをほじるな!』って、そんなに大声で言わなくても…」という実体験がありました。このように、一緒にいるママ友たちまで、恥ずかしい想いをしてしまうこともあるのです。
また、「静かにしなさい!」と大声で叱るママ友。これには、「自分が静かにしたほうが…」という意見も。場所や内容を問わずに、この教育法を実践するママ友は、気を付けたほうがよさそう?
●教育熱心過ぎるママ友
幼い頃から、複数の習い事をさせたり、「最低でも○○大学」と子に学歴を意識させたりするママ友も、どうやら周囲のママ友の印象を悪くしている様子。子どもの将来のためと思ってやっているのでしょうが、なかには、「本当に子どものためなの?」と感じるほどの熱量のママ友も。
例えばネット上では、「泣いて嫌がる子どもを無理やり習い事に連れて行く」という話が散見されました。習い事は、子どもが楽しんでやるからこそ身につくもの。「そこまでしてやる必要ある?」「習い事が多過ぎて、遊ぶ時間がなくて不憫…」などと、子どもに同情する声は多く見られました。
●オーガニックマニアのママ友
食べ物だけでなく、シャンプーやせっけんなどの生活用品も、オーガニック商品がたくさんあります。子どもの肌や健康のことを考えて、取り入れるママは少なくないはず。しかし、何もかも”オーガニック”にこだわるママ友には、周囲のママたちもドン引き。ネット上には、こんな体験談が…。
「ママ友が家に遊びに来たとき、お菓子をだしても、「ウチはオーガニックのものしかダメなの」と手を付けない」
「オーガニック商品は、一般的な商品に比べ、値段が高く設定されていますが、『これオーガニックだから高かったの』と自慢げに報告する」
こうした、行き過ぎオーガニック信仰のママの態度に対し、「見下されてる?」「ちょっと失礼じゃない?」と不快感を抱くママたちは、意外に多いのです。
子どもの教育に正解はないし、「よその教育法を批判できるほど、ちゃんとできている自信はない」というのが多くのママの本音でしょう。しかし、それでもよそのママ友の教育法に異論が生まれてしまうのは、「人に迷惑をかけるかどうか」という点がどうやら重要そう。熱心なあまり、その価値観を周囲に振りまき押しつけないよう、ご注意を。
(文・明日陽樹/考務店)