熟年離婚される夫の特徴とは?離婚後の末路と回避する方法も解説

熟年離婚される夫の特徴とは?離婚後の末路と回避する方法も解説

3、当てはまる人は要注意!熟年離婚される夫の特徴とは

熟年離婚を妻から切り出される夫には、共通する部分があります。

熟年離婚される夫の特徴をご紹介するので、自分に当てはまる部分がないかどうか確認してみてください。

(1)妻に感謝の気持ちを伝えていない

長年、夫婦として暮らしていれば、感謝を言葉にしなくても分かっているだろうと考える夫は多いのではないでしょうか。

しかし、日常の些細なことでも「ありがとう」「いつも助かるよ」などと感謝されれば、妻も嬉しいものです。

しかし、感謝されることない日々が続けば、妻は「なんで自分ばかり家事や子育てをするんだろう」「感謝されないのに家事をしたくない」と思ってしまうようになります。

感謝されないことへの不満が蓄積されていき、気づけば取り返しのつかない状態になってしまうこともあります。

(2)仕事や趣味に没頭しすぎている

結婚後、家族を養うために仕事を頑張ろうと考えるあまりに、仕事へ没頭しすぎてしまうような夫もいます。

また、休日には家族サービスをすることなく自分の趣味に時間を費やしてしまっている夫もいるでしょう。

家庭を顧みずに仕事や趣味に没頭してしまうと妻は不満を蓄積させて気持ちが離れてしまい、最終的には離婚を突きつけられるようなことになってしまいます。

とくに定年退職後は自由な時間が増えることで趣味に没頭してしまうケースも多く、そこから熟年離婚へ繋がるようなこともあります。

(3)不倫やモラハラなど離婚原因を作っている

不倫やモラハラなどを行い、夫側が離婚原因を自ら作っているようなケースもあります。

子どものことや経済的なことを考えて夫の不倫やモラハラに耐えてきた妻も少なくありませんが、子どもの独立や夫の定年退職後は我慢して婚姻を継続する理由がなくなります。

妻が許してくれたため夫婦関係は修復されていると夫が考えていても、実は妻が我慢しているだけで根本の関係性は改善されていないことも少なくありません。

(4)子育てや介護を妻だけに押しつけている

家事や子育て、介護など何でも妻にやってもらうことが当たり前になっていませんか?

離婚を決意する妻の多くは、夫が家事や子育てなど家庭のことを手伝ってくれないことに不満を抱えています。

「男性は外で仕事をして、女性が家の事をする」という考え方は古く、現在では男女が協力して家庭のことを行うものだという意識が、特に女性を中心に広まっています。

家事や子育て、介護を妻だけに押しつけていれば、いずれ離婚を切り出されてしまうかもしれません。

(5)妻が経済的に自立している

妻が仕事をしていてある程度の収入があって経済的に自立しているような場合は、専業主婦の妻より離婚を決断しやすいと言えます。

なぜならば、女性が離婚で不安に考えることは経済面であることが多いからです。

妻に十分な収入や資産があれば、経済面の不安がないため離婚を決意しやすい環境であると言えます。

もし妻が仕事や資格など新しいことを始めようとしている場合、離婚を考えて行動をしている可能性もあるので注意が必要です。

4、熟年離婚された夫は悲惨?その末路とは

熟年離婚された夫は、離婚後どのような生活が待っているのでしょうか?

離婚には解放感などのメリットがあるかもしれませんが、熟年離婚された夫が辛い末路を迎えるようなケースも少なくありません。

熟年離婚された夫の末路には、次のようなことが挙げられます。

(1)孤独感や喪失感に襲われる

今まで長年連れ添った相手を失うことになるため、大きな喪失感や孤独感に襲われることになるでしょう。

当たり前のように側にいた相手がいなくなってしまい、寂しさを覚えることになります。

時間が経過すれば喪失感や孤独感は薄れていきますが、街中で仲の良い老夫婦を見かけたときなどふとした瞬間に寂しさを思い返すかもしれません。

(2)健康を損なうことも多い

熟年離婚は精神的なダメージを受けるだけではなく、健康面にもダメージを受けるようなケースもあります。

精神的なダメージによって身体にも不調が生じることもあるでしょう。

また、これまでは妻が健康面を気にかけて料理をするなど世話をやいてくれていたものの、健康面を気にかけてくれる相手がいなくなります。

食事の栄養バランスが損なわれ、身体面に影響が出てしまうようなことがあります。

(3)経済的なダメージもある

離婚をすれば、夫婦の共有財産は財産分与によって分配されることになります。

年金分割もありますし、離婚原因によっては慰謝料を請求されるようなこともあるでしょう。

夫婦間に成年していない子どもがいれば、養育費の負担も加わります。

こうした離婚による支払い義務が発生するため、経済的に大きなダメージを受けることになります。

年を取るほど就職は難しくなるため、生活に困窮するようなケースもあるでしょう。

(4)介護が必要となったときに頼れる人がいなくなる

熟年離婚をすれば、病気や介護など自分の身に何か起きた際に頼れる人がいなくなります。

年齢的にも自身の親族に頼ることが難しくなっているケースも多く、とくに介護は簡単なことではありません。

いざ介護が必要になり、頼れる人がいなくて困ってしまうケースは多いと言えます。

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