暴言で成立しうる犯罪に関するQ&A
Q1.そもそも暴言とは?
「暴言」は法律用語ではないので、法律上明確な定義はありません。
一般的に暴言とは、乱暴な言葉、無礼な発言といった意味を持ちます。
暴言が犯罪に該当するかどうかは、言葉の内容や言い方、言ったときの状況などによりケースバイケースです。
Q2.暴言が犯罪となるのはどこから?成立しうる犯罪と刑罰とは?
脅迫罪
恐喝罪
強要罪
威力業務妨害罪
公務執行妨害罪
名誉毀損罪
侮辱罪
軽犯罪法違反
暴行罪
Q3.暴言を受けたときの適切な法的対処法とは?
警察への被害届
刑事告訴
職場では上司などに相談
民事上の慰謝料請求
まとめ
ここまで、暴言によって成立しうる犯罪、暴言を受けた場合に取り得る法的手段について解説してきました。
暴言を発した側は何とも感じていなくても、受けた側の精神的ダメージは大きいでしょう。内容・態様によっては、暴言は脅迫罪、威力業務妨害罪など犯罪行為に該当する可能性があります。犯罪にならなくても、民事上の慰謝料請求が可能な場合もあります。
「泣き寝入りしたくない」「法的手段をとれないか」とお考えの方は、我慢せずにぜひ弁護士までご相談ください。
監修者:萩原 達也弁護士
ベリーベスト法律事務所、代表弁護士の萩原 達也です。
国内最大級の拠点数を誇り、クオリティーの高いリーガルサービスを、日本全国津々浦々にて提供することをモットーにしています。
また、所属する中国、アメリカをはじめとする海外の弁護士資格保有者や、世界各国の有力な専門家とのネットワークを生かしてボーダレスに問題解決を行うことができることも当事務所の大きな特徴です。
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