【食用菊の食べ方】甘酢漬けや天ぷらなど人気レシピから、保存方法まで

【食用菊の食べ方】甘酢漬けや天ぷらなど人気レシピから、保存方法まで

スーパーの野菜売り場などで、華やかな存在感を放つ食用菊。飾りとしては使っても、食べ方がわからない人も多いのでは? 食用菊は香りが良く、キュキュッとした食感などが楽しめるおすすめの食材。そこで食用菊の人気レシピや保存方法を野菜ソムリエの根本早苗先生が紹介します。

食用菊ってどんな食材?

食用菊は菊の一種で、食用のため苦味が少なくなるよう育てられたもの。爽やかな風味とキュキュッとした食感が特徴で、刺身に添えられることの多い小菊や、紫や黄色の大輪種などの品種がある。1年を通じて出回っているが、本来は秋が旬。料理の彩りとして飾りに使われることが多く、生食も可能。

【食用菊のゆで方】酢を入れた湯でゆでて鮮やかさをキープ!

食用菊をおひたしや甘酢漬けにする場合は、下ゆでしてから使います。ポイントは湯に酢を入れること。酢を使うことでゆでても食用菊の色味を鮮やかにキープできます。

1 ガクから花びらを摘む

ガクは苦味があるので、飾りとして使う場合や天ぷらなどの料理以外はあまり使わない。

2 菊の花びらをゆでる

鍋にたっぷりの湯を沸かす。湯1ℓに対して酢大さじ1を加え、菊の花びらをさっとゆでる。

POINT

ゆでるときに花びらが浮いてきてしまうので、菜箸などでおさえながらゆでるとよい。

3 すぐに冷水にとり、水気を絞る

料理が水っぽくならないよう水気はしっかり絞る。

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