●カッティングで魅せる!
「キャラクターを作ったり、デコレーションするのが苦手なママでも、食材のカットを工夫するだけで、華やかになります。いちごをそのまま盛り付けるのではなく、ギザギザにカットしたり、プチトマトとポテトサラダもそのまま別々に盛り付けるのではなく、プチトマトを器にして、その中にポテトサラダを詰めたり、ソーセージもそのままでなく、カットして花形にするなど、そんなひと手間だけで印象が違いますよ!」(山本先生 以下同)
●立体感で魅せる!
「立体感は、盛り付けを華やかにする基本。例えば、手羽元を盛り付けるときも、骨の部分を立てるようにして立体感を出したり、何かを盛り付けるときも、“山形”に高さを意識したり、素材を積み上げたりして立体的に盛り付けるだけで、視覚に訴えてきてインパクトが違います」
●彩りで魅せる!
「お子さんは、特にカラフルな見た目を好みます。なので、彩りはとても重要です。地味な色合いにしてしまうと、味の前に子どもの興味や食欲をそそることができないので、赤、黄色など暖色系を意識して盛り込むことで華やかさを演出するように心がけましょう!」
●マスキングテープ、麻ひも、リボンなど小物でデコる!
「家にある食材で華やかさを演出するのにも限界がありますね。そんなときは、麻ひもやリボンを食材のワンポイントデコのアイテムとして使ったり、家にあるマスキングテープと楊枝でカラフルな手作り旗を作ってデコレーションすると、一気に華やかになります!」
特別なテクニックを駆使しなくても、華やかにできる方法はあります。ぜひ、手間をかけずにお子さんが喜ぶワンプレートを作ってみてください!
(撮影/岡村智明 構成・文/横田裕美子)
お話をうかがった人
山本あや
料理上手の母の影響で幼少の頃から自然と料理に興味を持つ。
調理師専門学校卒業後、飲食店勤務を経て、現在ではプライ
ベート料理教室、ケータリング、レシピ作製から飲食店アドバイザ
ーまで幅広く活躍している。
料理上手の母の影響で幼少の頃から自然と料理に興味を持つ。
調理師専門学校卒業後、飲食店勤務を経て、現在ではプライ
ベート料理教室、ケータリング、レシピ作製から飲食店アドバイザ
ーまで幅広く活躍している。