【流れ2】親が管理できる量に減らして、わかりやすく配置する
親がわかりやすいように配置します(C)maki_organize
モノの数を減らしたら、残したモノを管理しやすいように配置します。基本的には、親のやり方(以前のまま)が使いやすいのですが「腰より下」「肩より上」に置くのは避けたほうが無難。棚の上に平置きする、吊り下げるなど高齢者が取りやすい配置に直します。
【流れ3】親の生活動線上から「倒れるモノ」「床に置くモノ」をなくす
右手側によく使う道具を。歩く側はスッキリと(C)maki_organize
床につまずくようなモノを置かないように、レイアウトもスッキリ見直します。リビング、寝室、キッチンも動線(歩き回る道)は、凸凹がないように。倒れたら動線を塞いでしまうような家具は、壁に固定するなどしておきましょう。
筆者の場合、通帳を確認してまとめました(C)maki_organize
部屋の荷物が減ってスッキリしたら、書類の整理です。不動産、保険、銀行、契約など財産や支出に関するお金の出入りをまとめます。パソコンやスマートフォンを使っているなら「デジタル整理」も必要。また、相続と家族関係の複雑な問題が絡む場合は専門家へ相談しましょう。
「生前整理」は子どもの心身も元気なうちに
筆者の実家は、売却処分になりました(C)maki_organize
ネットで「実家の片付け」と検索してみると、「うんざり」「処分できない」「疲れた」「費用」「誰がする?」「何から?」「どこから?」などのワードが並びます。ゴミ屋敷になってしまった実家の生前整理には、苦労している人が多いようです。親だけではなく子どもの心身も元気なうちに、片付けに取り掛かりましょう。
配信: サイゾーウーマン
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