ダイエット向きな鍋の具材の選び方
鍋ダイエットを成功させるには、鍋の種類、具材の選び方が重要です。
正しい選び方でないと、せっかくの効果が期待できなくなります。
まずは具材の選び方を紹介していきます。
肉類は脂質の少ないものを
鍋に入れる肉類は、脂質の少ないものを選びましょう。
たとえば以下がおすすめです。
・皮を外した鶏もも肉(または鶏むね肉)
・豚こま切れ肉
・豚もも肉
鶏肉は皮を外すことで大幅にカロリーカットができます。
たとえば同じ100gで比較すると、鶏もも肉は皮付きだと190kcal、皮なしだと113kcalと、77kcalも差があります。
また豚肉は、白い脂身が少ない部分を選ぶと脂質を減らせます。
白い脂身の多い部位や、バラ肉はカロリーが高くなるため、ダイエット中は避けましょう。
また盲点となるのが「肉団子」です。
カロリーが低いように思えるかもしれません。
しかし、肉団子の材料となるひき肉100gあたりのカロリーは、鶏ひき肉171kcal、豚ひき肉209kcalであり、ヘルシーな鶏むね肉(皮なし)105kcalに比べると1.6〜2倍のカロリーとなります。
量に気を付ければOKですが、たくさん食べるのは控えておきましょう。
脂質の少ない魚介類もおすすめ
淡泊な魚介類は、肉類に比べるとカロリーが低く、タンパク質が豊富です。
100gあたりのカロリーを見ると、鶏むね肉(皮なし)105kcalより低いことがわかります。
・たら:72kcal
・えび:82kcal
・ほたて:66kcal
よりカロリーを抑えたい方は、魚介類を選んでみましょう。
かさ増しになる豆腐はマスト
鍋の定番である豆腐は、かさ増し食材として取り入れましょう。
100gあたりのカロリーは木綿豆腐73kcal、絹ごし豆腐56kcalと、カロリーが低く、また水分が多いことから満足感も得られます。
野菜は糖質の少ないものを
野菜は基本的には何でもOKですが、糖質の少ないものを選ぶと、よりカロリーカットできます。
たとえば、以下の野菜がおすすめです。
・白菜
・キャベツ
・もやし
・ネギ
・ニラ
・水菜
・春菊
・小松菜
・ほうれん草
じゃが芋、かぼちゃ、さつま芋、里芋などは糖質が多く、カロリーの摂りすぎにつながりやすい野菜です。
絶対にNGではありませんが、量に気を付けるようにしましょう。
きのこ類で食物繊維を強化
きのこ類は、どの種類を選んでも20〜30kcal前後とカロリーが低く、食物繊維をたっぷり摂れます。
かさ増しにもなるため、ぜひ毎回取り入れましょう。
中でも食物繊維の量が豊富なのはえのきたけとしいたけです。
鍋にもよく合う野菜であるため、ぜひ活用してみてください。
ボリュームアップさせるならしらたきを入れる
さらにボリュームアップさせたいときにおすすめなのは、しらたきです。
こんにゃくから作られるしらたきは、ほとんどが水分であり、100g食べてもたったの7kcalほど。
似た食材で注意が必要なのは、春雨やくずきりです。
100gあたりのカロリーは、春雨(ゆで)78kcal、くずきり(ゆで)133kcalと、しらたきに比べると高カロリーです。
満腹感を得ながらカロリーカットしたい場合は、しらたきを選ぶとよいでしょう。
鍋ダイエットの種類の選び方
続いて、鍋の種類の選び方とおすすめの種類を紹介します。
鍋はほとんどの種類がヘルシーですが、特に下記の鍋はカロリーが低い傾向があります。
・しゃぶしゃぶ
・きのこ鍋
・寄せ鍋
・水炊き
これらは鍋のベースに使われる調味料が少ないため、カロリーが低くなります。
しゃぶしゃぶなどにつけるタレは、ごまダレを選ぶと高カロリーになるため、ポン酢を選ぶようにしましょう。
ほかにも、下記のような鍋でもOKです。
・キムチ鍋
・トマト鍋
・豆乳鍋
・チゲ鍋
調味料などが使われる分、先ほど紹介した鍋に比べるとややカロリーは高くなりますが、あっさりした味付けであるためヘルシーです。
これ以外の鍋でも、あっさりした味付けのものや、後ほど紹介する「NG鍋」でなければOKです。
飽きが来ないよう、さまざまな種類を楽しみながらダイエットに取り組みましょう。
配信: トクバイニュース