【お菓子教室直伝】市販ホケミには戻れない!?「自家製ホケミ」調合してみた!ぶ厚いパンケーキ保証♡

【お菓子教室直伝】市販ホケミには戻れない!?「自家製ホケミ」調合してみた!ぶ厚いパンケーキ保証♡

みなさん、ホットケーキミックス粉って買うものだと思ってませんか?実は、とっても簡単に自作できちゃうんですよ~!用意するのは、薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩の4つだけ。配合は、計りを使わず、ざっくり計量カップでOK。アレンジ次第で、市販のホケミに負けないモチモチ・フワフワなパンケーキが焼けます♡ じゃ、さっそく調合から始めてみましょ♪

【驚異の11.7万いいね】ホケミにアレを入れたら…分厚くてふかふかのパンケーキが作れた!感動モノ!

自家製ホケミは材料も分量も”ざっくり”!

では、さっそくホケミを作っていきます。今回はきび砂糖を使っていますが、上白糖でも大丈夫です。

分量もざっくり計って、多少の誤差が出てもかまいません。むしろそれが独自の「味」になります。

材料 パンケーキ4枚分
薄力粉…1.5合(270ml)
ベーキングパウダー…小さじ2
きび砂糖…大さじ4
塩…ひとつまみ

道具
計量カップ、計量スプーン、ボウルまたは保存用ポリ袋

作り方
ボウルまたは保存用ポリ袋に材料を全て入れ、軽く混ぜ合わせたら出来上がり。


①基本のパンケーキ

自家製ホケミができたら、さっそくパンケーキを焼いていきましょう。まずは、シンプルなパンケーキから。

材料(4人分)
自家製ホケミ…330ml(冒頭で作った粉の全量)
卵…1個
牛乳…100ml~
バター…10g程度

道具
ボウル、泡立て器、計量カップ、フライパン、ヘラ

手順
1.  ボウルに自家製ホケミを入れる。

2.  計量カップに卵を割り入れ、続いて牛乳を卵と合わせて160mlになるまで加える。お好みでバニラオイル(分量外)などを加える。


3.  卵と牛乳を混ぜ合わせ、ボウルの中央に注ぐ。

中央から少しずつ円を大きくするように粉と合わせるとダマになりにくいです。

4.  フライパンにバターを入れて弱火で溶かし、溶けたバターを3の生地に加えてよく混ぜる。


5.  フライパンに残ったバターをキッチンペーパーできっちり拭き取り、キッチンペーパーは捨てずに脇に置いておく。フライパンは温めたままにしておく。

6.  おたま1杯分の生地をフライパンに流し、極弱火で2分から3分ほど焼く。ふつふつとしてきたらひっくり返し、さらに2、3分焼く。


7.  焼くたびに、バターを染み込ませたキッチンペーパーで油を引き、生地がなくなるまで焼く。
※フッ素加工のフライパンを使う場合は、バターや油は引かない方がきれいな焼き面になります。

出来上がりです。焼きたてのパンケーキは、何もかけなくてもフカフカで香ばしくて本当においしい~!もちろんバターをつけても、シロップをかけても◎

あっという間にたくさん焼き上がるから、時間のない朝でもとっても便利です♪

自家製ホケミなら、常に市販のホケミをストックしていなくても、即席で作れますよ。ぜひ試してみてください。

②もっちりパンケーキ

次は、パンケーキの食感を「もっちり」にするアレンジを紹介します。

①の基本のパンケーキの「牛乳」を「豆乳」に変えるだけ!

豆乳と卵を合計160mlにして、しっかり混ぜ合わせたら、泡立て器を短く持ってさらにグルグルと20回くらい混ぜます。

焼くときは、溶かしバターの代わりに、菜種油や米油などクセのないものにすると、おかずに合わせやすくなります。

これが焼きあがった「もっちり」のパンケーキ。断面を見ると生地の中の気泡が密になっているのがわかると思います。

もっちりパンケーキは、焼いたベーコンやスープと合わせておしゃれな軽食にするのがおすすめ!

③ふんわりパンケーキ

最後に、食感がふわふわのパンケーキアレンジを紹介します。

①の基本のパンケーキとは違って、卵と牛乳を合わせて「140ml」にするのがポイント!

生地に混ぜ合わせて、粉っぽさが消えたら、プレーンヨーグルト(カッテージチーズでもOK)大さじ山盛り1を加えてさっくり合わせます。このときのポイントは混ぜすぎないこと。

焼き上がったふんわりパンケーキです。断面の気泡がバラバラで大きいものが多いことがわかると思います。

クリームとジャムを添えておやつにぴったりですよ♡

作る人によって味が変わる!それが楽しいパンケーキ

パンケーキを作ると、「同じレシピなのにお店のケーキのように焼けない」という悩みが出てくるかもしれません。パンケーキのようにシンプルなレシピほど、作る人によって食感や香りが変わることが多いようです。

わたしも子どもの頃、友達のお母さんが作ってくれたパンケーキと自分の家で食べるパンケーキが全然違うので、びっくりしたことがあります。聞いてみると、友達の家では目玉焼き用の型を使って厚みと形を整えていて、自分の家では生地にサラダオイルを少し加えていました。

同じレシピなのに「作る人によって味が変わる」原因は、疑問にも思わない小さな違いです。ちょっとした材料や器具の違いや、混ぜるときの力の入れ方といった違い。それが「同じレシピ」とは言えない仕上がりにつながるのです。

違いを発見するには、「ふんわりさせたい」「もっちりさせたい」「こんなふうに食べたい」「誰と一緒に食べたい」と作る前にイメージすること。そしてよく観察すること。イメージと違うなら別の方法を試してみること。

どれが正解というわけではないので、基本的には自由でいいんです。

あっ、ただし、パンケーキはぜひ「焼き立て」を食べてくださいね♪

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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