じゅんさいに含まれる栄養素・期待できる効果
じゅんさいは沼や池に自生するハゴロモモ科の水生植物。かつては日本全国に分布していましたが、現在は準絶滅危惧種に指定されている大変貴重な食材と言われています。
〜じゅんさいに含まれる栄養素・期待できる効果〜
<アンチエイジング>
じゅんさいには緑茶とほぼ同量のポリフェノールが含まれているそう。ポリフェノールを摂取することで老化の原因となる体内の活性酸素の発生を抑える効果が期待できます。
<便秘の改善>
血中コレステロール値を下げたり、便秘の改善を促す「水溶性食物繊維」が豊富です。
<骨と歯の生成をサポート>
丈夫な骨や歯の生成をサポートするほか、神経の興奮を鎮める働きがある「カルシウム」が含まれています。
<むくみの軽減>
じゅんさいに含まれる「カリウム」には体内の余分な水分を排出し、むくみやむくみによるだるさを軽減する働きがあります。
じゅんさいを使ったおすすめの美容レシピ 〜じゅんさいの冷製茶碗蒸し〜
夏にぴったりのレシピ、じゅんさいの冷製茶碗蒸しの作り方をご紹介します。今回はじゅんさいをメイン具材としてシンプルに仕上げていますが、お好みで海老や牡蠣などの魚介類を加えても良いでしょう。
〜じゅんさいの冷製茶碗蒸しの作り方〜
<材料>
・じゅんさい 80g
・出汁 300cc
・卵 2個
・しょうゆ 小さじ2
・みりん 小さじ2
・酒 小さじ1
・塩 少々
<出汁ゼリー用の材料>
・出汁 120cc
・しょうゆ 小さじ1
・みりん 小さじ1
・ゼラチン 15g
<作り方>
1. 卵を菜箸で切るように混ぜ、出汁 ・しょうゆ・みりん・酒・塩を加えてよく混ぜ合わせます。
2. 気泡が入らないよう注意しながら耐熱容器に1を注ぎ入れ、蒸し器で10分間を目安に蒸していきます。
3. 続いて出汁ゼリーを作っていきます。鍋に出汁としょうゆ・みりんを加え、熱しながらゼラチンを溶かします。
4. 2の茶碗蒸しの上にじゅんさいをバランスよくのせ、3の出汁ゼリーを流し入れます。
5. 粗熱が取れたら出汁ゼリーが固まるまで冷蔵庫で冷やして完成です。
じゅんさいは和食以外にもパスタやマリネとも相性がよく、実際にフランス料理のレストランでも活躍しているんだとか。これまであまり食べる機会がなかった方も夏のインナーケア食材として取り入れてみてはいかがでしょうか?