「ギネス」+「コーラ」+「バニラアイス」で、「トロイの木馬フロート」!
カクテルづくり初体験の筆者が試してみたのは、上のようにさまざまなスイーツ&ドリンクとの組み合わせ。うち、おいしく仕上がったもののみを厳選してお伝えします。
みなさん、「トロイの木馬」というカクテルをご存知でしょうか? ちょっと不思議なネーミングですが、その中身はコーラとギネス。どちらも黒いため、混ぜるとコーラのなかにスタウトが隠れてしまいます。これを木馬のなかに人が隠れていたギリシャ神話の逸話になぞらえ、ギネス社が命名したカクテルなんだそう。
「ギネス」:「コーラ」=1:1で注ぎこのカクテルを作ってみると、ギネスの苦みとコーラの甘みと爽やかさが絶妙にマッチ。超カンタンなレシピとは裏腹に、暑い季節にぴったりの味わいに仕上がりました。
でも、もっとリッチでミルキーなカクテルが飲みたい! というわけで、「トロイの木馬」に、「バニラアイス」をオン。シュワシュワ泡立ち、あっという間にアイスは沈んでしまうので、まずはアイスの混ざった泡をスプーンですくって食べてみて。ひんやり&スイートで、ほろ苦くって……。甘党なら間違いなく(?!)、クセになる味わいです。あとは、スプーンやマドラーでくるりとステアして召し上がれ。
ちなみに、コーラなしで「ギネスフロート」にしてもおいしいので、お試しを。
お酒というより、もはやスイーツ! なめらか系「バニラプリン」MIX
どうやら「ギネス」は、バニラ味と相性がいい模様。上は、「ギネス」:「メイトー なめらかプリン」=1:1のカクテル。こちらのプリンは、まるでクリームのようなやわらかさなので、ステアすればちゃんと飲みやすい状態に仕上がります。
「ギネスフロート」よりもとろ~りリッチな飲み心地で、1:1だとかなりスイート。まずは1:1で割り、お好みでギネスを加えてみてください。
「ティラミスプリン」で割ると、「カルーアミルク」のような味に
同じくクリームのようになめらかな「メイトー ティラミス風プリン」と「ギネス」を1:1で割ったカクテルも、なかなかユニークな味わい。プリンに入ったコーヒーシロップのおかげで、さらりと軽い「カルーアミルク」のように仕上がりました。
単体で飲むと、苦みが持ち味の「ギネス」。その分、甘くてミルキーな割り材との相性はバツグンです。休日の昼下がりやディナー後にぴったりのカクテルづくり、楽しんでみてください。アイディア次第で、ご紹介したものよりさらにおいしいカクテルが発明できちゃう……かもしれません。
執筆:華沢メイ