いつから使える?お風呂は?バンボの疑問
赤ちゃんのお座りをやさしくサポートするベビーチェアとして人気がある「バンボ」は、具体的にいつからいつまで使用できるのでしょうか。バンボについて、よくある疑問を解説します。
※バンボは商標です
バンボはいつからいつまで使えるの?
バンボは赤ちゃんの成長段階に合わせて、2つのベビーチェアを用意しています。
赤ちゃんの初めてのお座りに使いたいバンボの「ベビーソファ」は、首がすわるころから14カ月程度まで使用可能です。支えなしで座れるようになったら、バンボの「マルチシート」にステップアップしましょう。こちらは6カ月から36カ月(3歳)ごろまで使えます。
ちなみに、子ども用踏み台のバンボ「ステップスツール」は、18カ月(1歳半)から72カ月(6歳)ごろまで使用可能です。
バンボ使用の注意点
バンボは、腰がすわる前の赤ちゃんでも正しい姿勢で座れるフォルムに設計されています。しかし、赤ちゃんの背中やおなかは、まだ不安定で体の軸が安定していません。
赤ちゃんが座りたがらないときに、無理やり座らせたり、体が傾いて自分で支えていられないときに、長時間座らせたりすることは避けましょう。
また、バンボの「ベビーソファ」を大人用イスや、テーブルのような高いところで使用すると危険です。転倒や落下につながるため必ず床で使用しましょう。
大人用イスに乗せて使いたい場合は、固定用ベルトが付いた「マルチシート」がおすすめです。
参考:よくあるご質問 |Bumbo(バンボ)公式スペシャルサイト
お風呂で使えない点にも注意
バンボ自体はポリウレタン樹脂製なので、水洗い可能で清潔に使用できます。しかし、お風呂をはじめとしたプールや、水上での使用はメーカーが使用を禁止しています。
お風呂や水辺は滑る危険性があるため、ママやパパがお風呂に入っているときは、バンボを脱衣所に置き、目を離さずに見守る必要があります。
赤ちゃんと一緒にお風呂に入りたい場合は、バンボとは別にお風呂で使えるベビーチェアを用意しましょう。
参考:よくあるご質問 |Bumbo(バンボ)公式スペシャルサイト
バンボを使うタイミングは?
バンボは赤ちゃんのお座りを、一時的に補助するものです。基本的にはママやパパの目がすぐ届くところで使用するものだと覚えておきましょう。
バンボに座らせた赤ちゃんから見えるところで、料理や掃除などの家事を行えば、赤ちゃんも安心です。また、赤ちゃんの食事イスとしてバンボを使用するのもよいでしょう。赤ちゃんが安定して座ってくれる上に、食べこぼしもすぐに拭けます。
赤ちゃんと向き合ってコミュニケーションを取りたいときや、写真を撮りたいときなど、赤ちゃんにじっとしておいてほしいときにも便利です。
いつから使う?成長に合ったバンボを紹介
バンボは赤ちゃんの成長段階に合わせて3種類あります。どれも安全に使えるための工夫をしているので、それぞれの特徴を見ていきましょう。
バンボ「ベビーソファ」
赤ちゃんの首がすわるころから、14カ月ごろまで使えるバンボのベビーソファです。肌当たりのいいウレタン素材で、初めてのお座りをやわらかくホールドします。腰がすわる前でも、正しい姿勢で座れるように考えられたフォルムが特徴です。
座った重みでイス全体が赤ちゃんを包み込み、簡単に抜け出せない仕組みになっています。月齢が上がり、赤ちゃんが自力で抜け出せるようになっても、専用の腰ベルトがあります。
重量は約1.2kgと軽量で、持ち運びも簡単です。汚れても拭き取るだけで清潔になる表面加工が施してあるので、食事や屋外で遊ぶときなど気兼ねなく使用できます。
・バンボ「ベビーソファ」
バンボ「ベビーソファ プレートレイセット」
バンボ「ベビーソファ」と専用のプレートレイがセットになった製品です。トレイ部分とスタンド部分を組み立てて、固定部分をベビーソファの底にはめるだけでセット完了です。
赤ちゃんをベビーソファに座らせてから、トレイを本体に取り付けましょう。
プレートレイがあれば、お気に入りのおもちゃや絵本を赤ちゃんの手が届くところに置けます。お手入れ簡単な素材なので、汚れたときはサッと拭くだけで済みます。
ベビーソファをすでに持っている場合は、プレートレイのみを単品で購入できます。
・バンボ「ベビーソファ プレートレイセット」
バンボ「マルチシート」
支えがなくても座れるようになる6カ月ごろから、1人で歩ける36カ月(3歳)ごろまで、長く使えるマルチなイスです。適応体重は約15kgまでです。
ポリウレタン素材のクッションシートは取り外し可能な上、はめる向きによって高さを変更できます。食事や遊びに便利な専用トレイが標準で付属しています。
マルチシートの裏側には、取り外したクッションシートや、大人用イス固定ベルト・専用トレイが収納可能です。「使いたいときに見当たらない」ということも防げます。
床置きで使用したり、イス固定ベルトで大人用イスに取り付けてハイチェアにしたりと、様々なシーンで活躍します。
・バンボ「マルチシート」
バンボ「ステップスツール」
バンボシリーズの特徴でもある象の足のような、どっしりしたたたずまいが特徴の子ども用踏み台です。18カ月(1.5歳)~72カ月(6歳)ごろまで使用でき、耐荷重は約50kgまでです。
重さ約570gと軽量で、両側面に指2本が入る穴が開けられているので、簡単に移動可能です。また、底全体が床に接地しており、安定感があります。
子どもの足がぬれていても滑りにくいように、上面には凹凸のある滑り止めが施されています。手洗いやトイレトレーニングなど、生活のあらゆるシーンで活躍するアイテムです。
・バンボ「ステップスツール」
お風呂で使えるベビーチェア3選
バンボは残念ながらお風呂には対応していないので、お風呂でベビーチェアを使いたい場合は、別のアイテムを用意する必要があります。使い勝手のいいベビー用バスチェアを3つ紹介します。
リッチェル「ふかふかベビーチェアK」
お風呂だけでなく、お部屋でもやわらかいソファとして活躍する、エアタイプのバスチェアです。対象年齢は7カ月から24カ月(2歳)ごろまでです。
足幅が広めに設計してあるので、赤ちゃんがゆったり座れる上に、低重心構造で前に倒れにくくなっています。丸洗い可能なシンプル構造と、干すときに便利な引っ掛けフックが付いているので清潔に使えます。
持ち手部分にエアポンプが内蔵してあるため、空気ポンプを別に用意する必要がありません。空気を抜けば小さくたためるので、収納や持ち運びに便利です。
・リッチェル「ふかふかベビーチェアK」
アップリカ「はじめてのお風呂から使えるバスチェア」
生後すぐから、24カ月(2歳)ごろまで使えるバスチェアです。背もたれが165度までの3段階でリクライニングするので、赤ちゃんの発達段階に合わせて形状を変えられます。
座ったときにひんやりしたり、チェアが硬かったりして、赤ちゃんがぐずることがないよう「やわらかマット」が付属しています。フロントガードには、赤ちゃんが遊べる「くるくるトイ」が設置されているのもうれしいポイントです。
取り外して洗えるパーツ設計なので、清潔に使用でき、折りたためるのでコンパクトに収納もできます。
・アップリカ「はじめてのお風呂から使えるバスチェア」
アンジュスマイル「クラウン ベビーバスチェア」
腰がすわる7カ月ごろから使える、エアタイプのバスチェアです。背もたれにクラウンが付いたかわいらしいデザインで、お風呂だけでなくお部屋でも使えます。
座面には水や50度未満のお湯も入れられるため、重みでチェアが安定します。暑い時期には冷水を入れてひんやりと、寒い時期にはお湯を入れて暖かくできるので、赤ちゃんにとっても快適です。
持ち手部分は、おもちゃやペットボトルが入れられる「マルチボウル」になっているので、赤ちゃんが楽しく過ごせます。乾燥に便利な引っ掛けフックや、空気を抜いてコンパクトになるなど、便利な機能が付いています。
・アンジュスマイル「クラウン ベビーバスチェア」
まとめ
バンボは、赤ちゃんのお座りをやさしくサポートしてくれる人気のベビーチェアです。成長段階に合わせた品ぞろえで、「ベビーソファ」は首がすわるころから14カ月ごろまで、「マルチシート」は6カ月ごろから36カ月(3歳)ごろまで使えます。
赤ちゃんのお座りサポートに便利なバンボですが、お風呂やプールなどは滑って危険なため、使えない点に注意しましょう。赤ちゃんと一緒にお風呂に入りたい場合は、バスチェアを用意する必要があります。
成長段階に合ったバンボを正しく使い、赤ちゃんにお座りを覚えてもらいながら、楽しくコミュニケーションを取りましょう。