「離婚してごめんね」罪悪感に苦しんだけれど…私たち元夫婦が今、子どもたちにしてあげられること

「離婚してごめんね」罪悪感に苦しんだけれど…私たち元夫婦が今、子どもたちにしてあげられること

第2子が生まれてすぐに夫と別居、その1年後に離婚が成立しました。父母が別々に暮らしていることで、「ふつうの家族」の体験を子どもたちにさせてあげられず、子どもには申し訳ないと思うときもあります。人には聞きにくい、私が離婚をしてからの、ありのままの体験をご紹介いたします。

元夫との離婚時の取り決め

よく、結婚したカップルのうち、3組に1組は離婚していると言われています。私たち夫婦も離婚することは決めたとはいえ、さまざまな問題がありました。


親権はどちらが持つのか、養育費はどうするか、面会交流は、など元夫とたくさん話し合いました。私の場合は、親権は私が持って子どもたちと暮らし、養育費を元夫が払い、面会交流は自由とすることで合意しました。

理想の家族像に縛られて…

私が育ってきたように、当たり前のごとく父母がいて、時にはケンカをすることもあるけれど、喜怒哀楽を共にする……、そういった「理想の家族像」に縛られている自分もいます。


本当はそんな家庭を築きたかったですし、そんな体験を子どもたちに与えてあげられていないことを申し訳なく思います。おでかけしたときなど、父母がそろっている、いわゆる「ふつうの家族」を見ると、胸が痛むときもあります。子どもたちに「ごめんね」と思ってばかりの私がいるのも現実です。

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