【広島県広島市】400本限定!辻口シェフが広島原産の柿とコラボした「ケークショコラ衹園坊柿」販売

広島県産品の魅力をチョコレートで発信しようと、2019年のバレンタインを皮切りに実現した、世界的パティシエ・辻口シェフと広島県産品のコラボスイーツ企画。

第5弾となる今回は、広島原産の柿とコラボした「ケークショコラ衹園坊柿」4,860円(税込)が完成した。

限定400本での発売予定

「ケークショコラ衹園坊柿」は、2月1日(水)10:30~、福屋八丁堀本店7階催場「ショコラショー」内「モンサンクレール」および福屋オンラインストアにて限定400本での発売予定だ。

地元の宝物であり誇り

広島県を流れる一級河川、太田川。その上流に位置する安芸太田町で、代々大切に育まれている希少な渋柿がある。柿の名は、衹園坊柿。

干し柿にすれば、とろける果肉の上品な甘さが口に満ちる高級古品種だ。もとは太田川下流域の祇園社で栽培され、そこの僧侶の頭に似た果実の形が名前の由来になったと、江戸期の文献に記されている。衹園坊干し柿は、時の広島藩主・浅野公に献納されたことで、その美味しさが一躍知れ渡ったそうだ。

気候や気温に敏感な衹園坊柿は、やがて適地を求めるかのように太田川上流へ。明治後半頃、川船や陸運を経て安芸太田町に根を下ろしたと考えられている。以来、衹園坊柿は、地元の宝物として、誇りとして、脈々と受け継がれてきた。

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