コーチングの基本理念に触れて
最初は半信半疑で始めた勉強でしたが、コーチングを学ぶうちに少しずつ自分の中に変化が現れました。コーチングの心構えの大きな基本の柱は、相手の話をじっくり聞く「傾聴」、相手のことを否定せず受け入れる「承認」、相手に考えさせる「質問」の3点。
コーチである自分は決して上からではなく、子どもと対等の立場で相手のサポート役に徹するのが原則です。そして子どもの可能性を信じ、子どもをできる人として扱うことが大切。勉強を始めてみて、これまでの自分がいかに子どもを上から押さえつけようとする、子どもの成長を削ぐようなやり方をしていたかを実感しました。
勉強し始めて変わった子どもとの接し方
このコーチングの基本理念を常に頭に置くようにしたことで、徐々にですが自分の、子どもとの接し方が変わってきました。それまで何度言っても言うことを聞いてくれないと子どもの能力を悲観してしまうこともありましたが、「できるはず」と子どもを尊重して接することができるようになったのです。
忙しいと上から制したり、子どもの言い分を聞かずに軽くあしらってしまうこともなくなりました。一時はあまり良くないと感じていた子どもとの関係性も、改善することができてきていると感じています。自分の立ち位置が固められたことで、子育てに迷いがなくなってきたことが本当にうれしいです。
日々の隙間時間で少しずつ少しずつ進めている勉強なので受講期間も大幅に延長してしまっていますが、コーチングの勉強を始めたことはとてもよかったと感じています。まだコーチングの最終目的である「相手の能力をひきだす」などができるまでには至っていませんが、これからも楽しい子育てのために勉強を続けていきたいと思います。
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著者:澤崎 凪
1男1女の母。4歳差の姉弟の子育てに奮闘しながら、自身の体験をもとにした子育て関係記事を執筆するママライター。その他、アパレル、地域情報関連記事も執筆中。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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