授乳中のママは要注意!脱水症状をおさらい

第332回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
夏は気温が高く、汗を大量にかくので、脱水症状に注意が必要です。しかし、暑さだけが脱水症状の原因とは限りません。とくに、母乳育児中のママは、脱水症状になることが多いのだそう。

授乳中のママは要注意!脱水症状をおさらい

●水分補給するヒマもない

多くのママたちは、家事や育児に加え、さらに仕事まで…。毎日忙しい生活を送っています。やることがたくさんありすぎて、自分のことにまで気が回らない。忙しすぎて食事も忘れていたなんてこと、ありませんか? それと同様、“水分補給”を忘れてしまうママは多いといいます。家のなかをあちこち動き回って汗をかく。水分がでていく一方で、補給することを忘れてしまうのだとか。

どうしても忘れてしまうママは、意識的に水分補給をする工夫をしたほうがよさそう。1時間おきや洗濯、授乳のあとになど、スケジュールのなかに、水分補給の時間を入れるのも、ひとつの方法です。

●脱水症状ってどんな症状?

まず、水分が失われ始めると、「喉の渇き」があります。それを無視していると、さらに水分が失われ、以下のような症状があるのだそう。

□脱水症状のサイン
・食欲減退
・吐き気(嘔吐)
・めまい
・頭痛
・尿の量が減る

このような症状がでても、自分が脱水状態であることに気づかず、そのままにしてしまうママは多い様子。何か異常を感じたら、まずはコップ1杯の水を飲む習慣を心がけるといいかもしれません。

●母乳も水分!

意外と気づいていないママは多いですが、汗や尿と同じく、母乳も水分です。一説では、母乳の80%以上が水分だと言われています。授乳回数や赤ちゃんが飲む量にもよりますが、多い時で、一日1Lほど、母乳として水分が体外に出ることもあるのだとか。

それに加え、汗が大量にでるこの季節。たくさんのママたちが、脱水症状になるのもうなずけます。

家事や育児を頑張るあまり、ママが体調を崩してしまっては、元も子もありません。自分のカラダをいたわることも、ママの仕事のひとつです。とくに、夏場はこまめに水分補給を!
(文・明日陽樹/考務店)

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