肉じゃがの簡単レシピを教えて!ポイントは?

第4127回 はじめてライフ
家事を効率的に行うには時短を考える必要があります。料理もその一つですよね。肉じゃがは定番料理として人気のため、作る機会も多いのではないでしょうか。それだけに、よりよい作り方を知っておくと役立つかもしれません。ここでは、肉じゃが作りを時短で簡単にできる基本的なレシピをはじめ、じゃがいもの選び方や、肉じゃが作りのポイントについて紹介していきます。

時短調理で基本の簡単肉じゃがを作ろう!

まず、サラダ油でじゃがいもとタマネギを炒めてから水を加えて煮ます。ニンジンを入れる場合は一緒に炒めましょう。一方、絹さやは仕上げに加えます。
水を加えるタイミングは、炒めた野菜の表面が少し透明になったときです。煮汁が沸いてきたらシラタキと牛肉を加え、アクを取ったら調味して煮込みましょう。
牛肉を鍋に入れるときは箸で広げます。また、アクを取るタイミングは煮汁が沸騰してきたときです。鍋を少し傾けるとアクを取りやすくなります。

時短調理をするためには、落し蓋をするのがポイントです。沸騰している火加減で煮込むことで早く煮込めます。最後に落とし蓋を取ってから味を調整します。落とし蓋の代わりにアルミホイルなどを使うこともできます。

時短調理に向いている肉じゃがに使う食材の選び方は?

時短調理のためには、調理方法だけでなく食材選びも大切です。
肉じゃがに使うじゃがいもは、メークインではなく「男爵いも」を使いましょう。男爵いもは早く火が通り味染みがよいため、時短調理に向いています。
牛肉選びも見逃すことができません。使う牛肉によっては、肉じゃがが脂っこくなったり、ぼそぼそしたりします。美味しい肉じゃがを作るためには、適度な脂身がある肉を選びましょう。肉の厚さも大きなポイントです。しゃぶしゃぶ用の肉など薄切りの肉を選ぶと、短時間で仕上げることができます。

肉じゃがのポイント1:煮崩れを防ぐ

料理は見た目も大切です。美味しい肉じゃがを作るためには、具材が煮崩れしないように心掛けましょう。
最初に具材をよく炒めることで煮崩れが防げます。また、火の通りも早くなるため調理の時短に役立ちます。具材を煮込むときは、途中でかき混ぜることがよくあります。しかし、それが煮崩れにもつながります。具材のでんぷんと水分が急激に混ざることが原因の一つです。
煮崩れを防ぐには、具材をいったんボウルに入れてから鍋に戻しましょう。鍋からボウルに移すことで、具材の上下を一気にひっくり返せるメリットがあります。

肉じゃがのポイント2:味わいをアップさせる

調味料を入れるタイミングによって、味わいアップにもつながります。肉じゃがを作るときは、仕上げに少量のしょうゆを加えることがポイントです。風味や旨味などが加わるため、さらに味わいがよくなります。
また、鍋の火加減にも注意しましょう。強火で一気に煮込むのではなく、コトコトと対流があるくらいにすることで素材の甘みが出やすくなります。

肉じゃがのコツを押さえて得意レパートリーに!

みんながよく知る肉じゃがはシンプルな料理であり、簡単に作れると思う人も少なくないでしょう。しかし、実際に作ってみると、具材が煮崩れしやすいことに気付きます。また、味付けも単調になりがちです。
そうならないためには、肉じゃがの作り方を見直してはいかがでしょうか。肉じゃが作りのポイントを押さえたうえで、得意料理の一つに加えましょう。