親子丼を簡単においしく作るポイントは?

第4131回 はじめてライフ
鶏肉と卵を使った親子丼は、子どもにも人気のメニューの1つなのではないでしょうか。作りかたも簡単であり、食器の数も少なくて済むため、忙しいママたちに喜ばれるレシピだといえるでしょう。この記事では、親子丼の基本の簡単レシピや時短レシピ、卵を好みの固さにするための作りかたのポイントなどについて紹介します。

基本の親子丼を簡単に作るには?

基本の親子丼を簡単に作るコツは、和風だしの素を使うことです。和風だしの素を使うと、だしの風味が効いた親子丼になるでしょう。
手順としては、最初に鶏もも肉を2cm角に切り、タマネギは薄切りに、みつばがあればみつばも2cm程度の長さに切ります。つぎに、水・和風だしの素・砂糖・しょうゆ・みりんを鍋に入れて煮立たせ、鶏もも肉とタマネギを加えて中火で3分ほど煮ます。
最後に、溶き卵を回しかけて半熟状に仕上げれば完成です。切ったみつばを添えると、お店で食べるような親子丼の雰囲気がでますよね。

簡単レシピ1:めんつゆを使う親子丼

調味料の分量を調節するのが面倒であったり苦手であったりする人には、めんつゆと砂糖だけで味を調える簡単レシピがおすすめです。
材料を切る手順は基本の作りかたと同様であり、水・めんつゆ・砂糖を鍋に入れて煮立たせ、鶏もも肉とタマネギを入れて煮ます。溶き卵も、基本の作りかたと同様です。甘めの親子丼が好きな人は、砂糖の量を多めにするといった調節ができます。

簡単レシピ2:鶏挽き肉を使う親子丼

短時間で火が通る鶏挽き肉を使うレシピはいかがでしょうか。
薄切りにしたタマネギ・ニンジン・シイタケをだし汁で煮てから鶏挽き肉を加え、溶き卵を回し入れます。見た目も色鮮やかになり、野菜を子どもに無理なく食べさせたいと考えているママにはうってつけのレシピでしょう。刻みネギまたはみつばを添えると、さらに彩りがよくなります。

親子丼のポイント!卵や時短の工夫

溶き卵を好みの固さにするのが難しいと感じている人は多いのではないでしょうか。
溶き卵を入れたら、周囲の固まっているところを中央に寄せながら好みの固まり具合にするのがポイントです。火を止めてからも余熱で火が通ってしまうため、余熱で固まるぶんも考慮して少し早めに火を止めるのがよいでしょう。溶き卵を2回に分けて入れると、下は少し固めになってふわふわ卵であり、上はとろとろ卵になって2つの食感が同時に楽しめます。

時短の工夫としては、鶏もも肉をだし汁で煮てから冷凍保存しておく方法があります。1人前か2人前くらいの分量に小わけして冷凍しておけば、人数の増減にも対応できるでしょう。タマネギをやわらかくしたい場合には、電子レンジにかけてから鍋に入れると煮込む時間を短縮できます。ニンジンを使う場合も、同様に処理することがおすすめです。

ポイントを押さえた簡単レシピで親子丼を美味しく!

親子丼は、めんつゆを使ったり時短の工夫をしたりすることで簡単に作れる人気のレシピです。
具材の工夫をすれば、子どもに無理なく野菜を食べてもらうこともできるでしょう。忙しいときの時短レシピとしても、栄養をたくさんとりたいときのヘルシーメニューとしても、活用できます。ポイントを押さえて、親子丼を美味しく作ってみてはいかがでしょうか。