
●子どもの行動計画を作ろう!
子どもの夏休み。パパやママが頭を悩ませる要因のひとつは、“宿題”ではないでしょうか。園や学校に行かなくてよくなる分、子どもたちは解放感でいっぱい。やらなきゃいけないと思いつつ、宿題はついつい後回しに…。そんな事態を避けるべく、毎日の行動計画を作るのが◎。
たくさんの宿題を一度にやろうとすると、集中力がもちません。月曜は漢字のプリント3枚、火曜は算数のドリル3ページなど、均等に配分するのがいいそうです。
とはいえ、自分のスケジュールが勉強のことばかりでは、なかなかやる気も起きません。友だちと遊ぶ日やバーベキュー、海水浴など、楽しいイベントも記入するのがコツ。楽しみなことが目前に迫ると、宿題のモチベーションもきっとあがるはずですよ。
また、宿題は、毎日同じ時間にやる習慣をつけるのも効果あり。朝食のあと、ラジオ体操のあとなど決めておくと、スケジュール通りに進めやすくなります。
●子どもの生活リズムの管理
夏休みは、生活リズムがくずれがちですよね。普段よりも夜更かししたり、起床時間が遅くなったり、夏休みあるあるかと思います。しかし、夏休みは期間が長い分、悪い生活習慣も身につきやすいです。できるだけ、学校があるときと同じリズムのまま過ごすように心がけることで、夏休みと新学期のつながりがスムーズになりますよ。
とはいえ、せっかくの夏休み。あまり厳しすぎるのも、ちょっと子どもが可哀そう…。初めのうちは、子どもの自由にさせてあげ、少なくとも、新学期の1週間前からは、登校(登園)を意識した生活リズムにするくらいがちょうどいいのかも?
子どもたちにとっては、夏休みは色々な経験ができる、貴重な期間です。たった40日でも、グンと成長しますよね。基本的には、自由にさせてあげるのがいいのかもしれませんが、やっぱりまだ子ども。パパやママが導いてあげることで、より楽しく、充実した夏休みになるはずですよ。
(文・明日陽樹/考務店)