すき焼きを時短レシピで楽しむ

第4132回 はじめてライフ
嫌いな人はいないのでは?と思うほど多くの人の心をつかむ「すき焼き」ですが、すき焼き鍋や卓上コンロを必要とするため多少面倒なイメージがあるのではないでしょうか。もし、時短で作れる方法があれば、すき焼きが食卓にあがる回数も増えるはずです。この記事では、すき焼きの定番の材料や時短レシピ、さらに、おいしく作るポイントを紹介します。

すき焼きの材料について紹介!

すき焼きの材料といえば肉のほかにシラタキやシイタケ、焼き豆腐が定番です。家庭によっては、彩りを良くするためにキヌサヤやニンジンを入れる場合もあります。
一方、多くの家庭で斜め切りしたネギを入れることがありますが、ネギに加えておすすめなのがタマネギです。一緒に入れるとトロリとして甘みが増しておいしくなりますよ。

時短レシピ1:残り野菜ですき焼き風

すき焼きは、すき焼き鍋と卓上コンロを必要とするイメージがあるため時短とは縁がないように思えますよね。しかし、残り野菜を使い、フライパンで仕上げることでスピーディーに完成します。作り方はとてもシンプルです。
フライパンにタマネギと冷蔵庫の残り野菜をザクザク切って入れ、調味料を加えて煮ます。野菜に火が通ったら、肉と豆腐を入れて味をしみ込ませれば出来上がりです。肉と豆腐さえあれば、意外とどんな野菜を入れてもすき焼きのようになりますよ。

時短レシピ2:すき焼きうどん

すき焼きうどんは豚肉で作るため、コストパフォーマンスが高い節約レシピです。しかも、うどんにすることで時短レシピにもなります。
タマネギと豚肉を炒めて調味料で煮たあと、豆腐とうどんを加えてうどんが食べごろになったら完成です。そのまま食べてもよし、卵をポトンと落として食べるのもよいでしょう。
なお、このレシピはすき焼きが食べきれなかったときにも役立ちます。すき焼きが余ったら、うどんを入れて翌日のランチにするのもいいですね。

すき焼きのポイントは?

定番のすき焼きをおいしくするポイントは3つです。
まず、割り下をあらかじめ別の鍋で作っておくことです。割り下を作っておけば肉に火が入り過ぎて硬くなる前に味付けをすることができます。
つぎに、すき焼きの準主役といってもよい長ネギについてです。牛脂を入れて鍋を熱したら長ネギに焼き目をつけます。このひと手間で風味が断然よくなります。
最後は、主役の牛肉を入れるタイミングです。ネギに焼き目をつけた後、牛肉の3分の1だけを先に炒めましょう。そして、残りの牛肉は最後にさっと火を通す程度にすると違った味わいを楽しめます。

家族みんなですき焼きを気軽に楽しもう!

小さな子どもからお年寄りまで好きな人が多いすき焼きですが、時短や節約からは程遠いイメージがあります。しかし、フライパンを使ったり残り野菜や豚肉を入れたりすることで、時短や節約につながり気軽に作れるようになるでしょう。
これらの時短レシピを参考にして、忙しいときでも家族みんなが喜ぶすき焼きを楽しんでくださいね。