パンを簡単に作ることはできる?時短レシピを紹介!

第4136回 はじめてライフ
パンは一般的に発酵時間を要するので、手間がかかるものと思われがちです。しかし、工夫をすれば時短で簡単にできるので、焼きたてのパンを手軽に食べることが可能です。パン作りは難しいのではと諦めていた人も、気楽に挑戦してみましょう。この記事では、パンを簡単に作ることが可能な時短レシピを紹介していきます。

パンを時短調理するには?

パン作りに欠かせない発酵は、ヨーグルトやホエー(乳清)を使うことで簡単に行えます。これらをベーキングパウダーとあわせると炭酸ガスが発生するので、簡単かつ短時間でパン生地を膨らませることができます。
これは、ヨーグルトやホエーに含まれている酸の影響です。酢などでも代用可能ですが、酢の場合はにおいが気になるので注意しましょう。
また、ホットケーキミックスや冷凍パイシートを利用すれば、発酵時間なしでも簡単においしいパンを作ることが可能です。

パンの時短レシピ1:米粉のココアパン

パンの時短レシピでおすすめなのが「米粉のココアパン」です。こちらは米粉のパンで、牛乳を使わずに短時間でできるのが特徴です。
まず、オーブンは190度になるように準備しておきます。続いて、卵・生クリーム・ココアなどを混ぜ、米粉を加えて良く練ります。ある程度固まってきたら手でこねて、適切な大きさにちぎりましょう。生焼けを防ぐため、高さは2センチ程度にします。オーブンで25分ほど焼けばできあがりです。

パンの時短レシピ2:シチューキッシュ

「シチューキッシュ」もパンを使った時短レシピのひとつで、食パンと残ったシチューで作るリメイク料理です。食材を無駄にしないで活用できることから、環境にも優しい料理といえますね。
具を除いたシチューに卵を混ぜて、調味料で味を整えます。耳を落とした食パンをグラタン皿に敷いて、そのうえから先ほどの卵を入れたシチューを流し入れます。電子レンジ600wで1分半程度加熱してから、チーズやクルトンの代わりになる細かく切ったパンを乗せて、オーブントースターで数分表面を焼きましょう。

パンの時短レシピ3:電子レンジ発酵のちぎりパン

「ちぎりパン」は、パンだねを電子レンジで温めて発酵させる時短レシピです。
バター・強力粉・全粒粉・あれば山ぶどう・ドライイーストなどを混ぜて、丸めた後に電子レンジ200wで1分ほど加熱して1次発酵させます。生地を10分程度休ませた後、好みの大きさに等分し、さらに電子レンジ200wに1分ほどかけて2次発酵させましょう。最後は180度に余熱されたオーブンで15〜20分程度焼いて完成です。

パンも工夫すれば簡単に!焼きたてを味わおう

一般的に難しいと考えられがちなパン作りも、時短レシピと工夫によって簡単なものに変化します。身の回りにあるちょっとしたものを使ってできるレシピもあるので、ぜひ挑戦してみましょう。
焼きたてのパンは高い香りと柔らかさを持っており、ほかに何もつけあわせがなくても大変おいしい料理になりますよね。家で焼きたてのパンを味わい、食生活をより豊かにしていきましょう。