玄米のカロリーと糖質の量は?白米との違いやダイエットの効果を解説【管理栄養士監修】

玄米のカロリーと糖質の量は?白米との違いやダイエットの効果を解説【管理栄養士監修】

玄米は健康づくりやダイエットにぴったりの主食です。

しかし「実際のカロリーはどのくらい?」「白米に比べると低い?」など、気になる方もいらっしゃるでしょう。

今回の記事では「玄米のカロリー・糖質の量」について、管理栄養士が解説します。

白米との比較やダイエットへの効果もお伝えするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

玄米のカロリー・糖質の量

玄米100g(炊いた状態のご飯)あたりのカロリーは152kcal、糖質の量は32.0gです。

玄米の量によってカロリーや糖質がどう変わるか、下記にまとめています。

■玄米(炊いた状態のご飯)のカロリーと糖質の比較

出典:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

玄米のカロリーは、おにぎり1個152kcal、中盛1杯228kcal、大盛1杯380kcal、1合479kcalとなります。
また、糖質は、おにぎり1個32.0g、中盛1杯48.0g、大盛1杯80.0g、1合100.8gです。

なお、玄米1合は生米の状態で150gです。

水加減や水分の蒸発によって炊き上がりの量が変わりますが、炊飯後は2.1倍の315gほどの量になります。

玄米と白米のカロリー・糖質の比較

玄米は白米に比べるとカロリーや糖質は少ないイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。

炊いた状態のご飯100gあたりを比較してみると、白米に比べ玄米は4kcal低く、糖質は2.6g少なくなっています。

出典:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

玄米はダイエットによいイメージがあるため、白米より大幅にカロリーが低いイメージを持つかもしれませんが、意外と変わりないことがわかります。

そもそも玄米とは、精米される過程で取り除かれる、糠や胚芽が残った状態のお米です。
糠や胚芽以外は普通のお米と変わらないため、カロリーが大幅に低くなるわけではないのです。

ダイエットにおすすめできる理由はありますが、白米とほぼ同等のカロリーであるため、食べすぎには気を付けましょう。