春だって、新米のようなおいしさが味わえる!お米の保存方法や炊き方の工夫をご紹介

香りが高く、甘みが強くておいしい新米。ツヤがありふっくらとしたその見た目を想像するだけでも食欲がわいてきますよね。そんな新米のような味わいは、限られた季節にしか楽しめないと思っていませんか?ここでは、一年中、新米のようなおいしさでいただく*
ためのお米の保存方法や炊き方をご紹介します。

* ハリ・甘みのこと

お米のおいしさは鮮度に左右される

「収穫したての新米はおいしく、古米はそうではない」と思っていませんか?実は、最近は精米技術がどんどん進化して、古米であっても新米とほとんど変わらない風味が楽しめるようになりました。生鮮食品であるお米をおいしくいただくときに、むしろ大切にしたいのは、お米の鮮度。新米でも古米でも、乾燥が進んで鮮度が落ちるとパサつきが増えて甘みは減ってしまいます。

お米の鮮度を長持ちさせる2つのポイント

密閉容器に小分けする

お米の鮮度を保つポイントは、お米に含まれる水分量を減らさないこと。つまり、乾燥を防ぐことです。米袋を開封したら、なるべく空気に触れないよう密閉容器に小分けして保存するのがおすすめ。容器はふた付きのプラスチック容器やガラス容器のほか、チャック付きビニール袋や、中をしっかりと乾燥させたペットボトルも便利です。

冷蔵庫の野菜室で保存する

また、お米の保存は低温が基本。精米直後のお米は約14%もの水分を含んでいますが、その後、常温保存を続けると、およそ2週間で約12%まで減少してしまいます。さらに、梅雨時期や夏場など高温多湿の季節に常温保存すると、カビや虫が発生する原因にも。お米を密閉容器に入れた後は、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

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