白髪・薄毛が悪化する原因とおすすめの対策
白髪や薄毛は、30代半ばごろから増え始めるといわれています。その主な原因といわれているのが、頭皮の栄養不足が大きくかかわっているそう。30代半ばごろを過ぎたころから頭皮へ栄養を運ぶための血流は徐々に減少。さらに、夏の紫外線でダメージを受けて弱った状態になっている頭皮や髪に追い打ちをかけるように、妊娠・出産・授乳、ストレスや疲れ、無理なダイエットなどが重なると、一気に悪化するといわれています。
そんな弱った頭皮や髪におすすめの対策としてあるのが、正しい頭皮ケアと体の中から栄養を強化する対策だそう!この後、早速、おすすめの対策をご紹介します。
白髪・薄毛におすすめの対策<育毛剤・マッサージ・食べ物>
頭皮のケアとして最初に考えたいのが、シャンプーや整髪剤、白髪染めなどです。これらの中には、強い成分や肌によくない成分が含まれているものがあり、それによって、白髪や薄毛が悪化することがあるといわれています。
これらを選ぶ際は、できるだけ「シリコン」「合成香料や着色料」「アルコール」「パラベン」などが入っていな無添加に近いものがおすすめです。また、シャンプーで泡立ちが良すぎるものや整髪剤などでしっとりしすぎるものなど、髪をすすぐのに時間がかかるものは、頭皮に成分が残って毛穴つまりを起こしやすいので、使う際には注意が必要といわれています。
■頭皮育毛剤・マッサージのすすめ
肩こりがあるように、頭皮もこっていることが多々あるそう。育毛剤はもっと症状が進んだご高齢の方が使うというイメージがありがちですが、まだ大丈夫な30~40代から使い始めるのが効果的だそう。
育毛剤は、女性用のもので頭皮や髪に優しいタイプのものを選びましょう。週末など余裕があるときだけでもOKなので、頭に育毛剤をプッシュしたら、頭皮全体を指のはらで優しくマッサージしてあげましょう。爪をたてると頭皮を傷つけてしまうので、爪が長い女性は要注意。指のはらを使って生え際から頭頂部という流れで、頭の前・横・うしろ(首筋)と順番に優しくマッサージをして血流アップを目指しましょう。
■頭皮・髪のためのおすすめ栄養素
髪の主成分であるケラチンはタンパク質の一種なので、白髪を増やさず髪を強くして抜けにくくするには、良質なタンパク質の摂取がかかせないといわれています。同時にそれらの働きを助け促す成分であるビタミン類も欠かせない栄養素です。
赤身の肉や魚、大豆類、乳製品などタンパク質類は欠かさずとり、ビタミン類については、サプリメントなどによる補給もおすすめです。
ちなみに、わかめなどの海藻類による主な髪への効果は、髪のツヤへの効能といわれているので、直接、白髪の回復などにはかかわっていないようですが、髪への栄養という意味ではおすすめの成分であることは確かでしょう。
早めの頭皮ケアで、白髪・薄毛の悪化を防いで、いつまでもきれいな髪を目指しましょう!