
水中毒って知ってる?
熱中症予防に水分補給は欠かせませんよね。しかし、だからといって、どれだけ飲んでもいいというわけではありません。水分が多過ぎることも、体に不調をもたらす原因になり得るのだとか。
水分を過剰に摂取することで、体内の塩分濃度が薄くなり、「水中毒」になってしまう可能性があるといいます。水中毒になると、頭痛・嘔吐・疲労感・痙攣などの症状が出て、最悪の場合、死に至ることも…。
実際に、アメリカでは2007年に、急性水中毒による女性の死亡事故が発生しています。体内の水分量が急激に増えることで、水分バランス崩れたことが死因。ちなみにこの女性は、およそ3時間で、7.5リットルもの水を飲んだそうです。
むくみの原因は水かも?
水を飲むことで、老廃物が流れ、デトックス効果やダイエット効果があると話題になりますが、成人の1日に必要な水分量は1.5~2リットルほど。「痩せたい!」という気持ちが強くても、無理してたくさん水を飲むことが逆効果になってしまうこともあるので、要注意。
「むくみ」とは、水分の摂りすぎで、血液中の水分が多くなり、処理しきれずに血管の外へとあふれ出てしまう状態のこと。水分を摂る時には、一気に飲まずに、数回に分けたほうがよさそうです。
