◆太陽を味方にして、思い出をより美しく!◆
風景を撮るときの光は主に太陽の光です。でも、太陽の光はいつも同じではありません。朝、昼、夕方で光の色や光が射す方向が変わりますし、晴れの日と雨の日、日なたと日陰で光の強さが変わります。太陽の位置を意識して撮影すると、青空をより青く撮れたり、夕景の中をシルエットで表現できたりします。今回は太陽の光をうまく使って、ステキな写真を撮るためのコツをご紹介します。光の状態を観察して、ステキな写真を撮ってみましょう。
●光の向きや影の強さを意識しよう
太陽を背にして立つ、太陽に向かって立つ、日陰に入るなど、自分が動くことで光の射す向きや強さは選べます。撮りたいイメージに合わせて光を選んで撮ってみましょう。
【青空は、太陽を背にして撮ろう】
空を青く撮りたいときは、背中に太陽が来るようにして撮影するときれいな青空が撮れます。また、太陽が真上にあるときは、地平線近くの空を狙いましょう。この作品はきれいな青空を画面いっぱいに写して、北海道の空の広さを表現しました。
【夕日をバックにシルエットでかっこよく】
夕日はすべてを幻想的に見せます。夕日を正面から撮ると、手前の樹木や人物などの被写体は黒いシルエットになり、とてもステキな写真を撮ることができますよ。
【逆光はふんわり明るく】
普通、逆光で撮影すると暗く写ってしまいます。そんなときは、写真を明るくする機能(露出補正)を使いましょう。すると、この作品のような明るくふんわりした写真になります。人物や花などをかわいく撮りたいときのオススメテクニックです。
【日陰で影を柔らかく】
柔らかな写真を撮るなら、日陰に入って撮りましょう。日陰は光が柔らかいので、写真を撮るとふんわりとした印象になります。写真を明るくするとふんわりの度合いが増しますよ。お花、人物、ごはんなどを撮るときにオススメです。
【水面の映り込みを利用する】
水面に映り込んだ景色を写すと、幻想的な写真になります。この作品のように景色の映り込みだけを切りとって撮るものステキですし、逆さ富士のように映り込みと実際の景色を一緒に撮るのものオススメです。
【透ける光で清々しい空気感を演出】
花びらや葉っぱなどのような光を透かすものを、逆光で撮ると清々しい空気感の写真になります。
●ワンポイントアドバイス
きょん♪「撮影するとき、太陽がどこにあるのか意識すると、ステキな写真が撮りやすくなります。ふんわりかわいい写真を撮りたいときは、逆光で写真を明るくするのがオススメです。iPhoneなどのカメラにも明るく撮る機能は付いているので挑戦してみてください」
むらいさち「天気の良い日はきれいな風景が撮れるのは当たり前。だけど旅行の日が必ず晴れているとは限りませんよね。天気が悪くても、雨の日なら水たまりに旅先の景色を映り込ませてみる、曇りの日なら柔らかい光を活かしてふんわり撮るなど、撮り方を工夫すればステキな写真はたくさん撮れます」
◆撮った写真はプリントしよう◆
スマートフォンのおかげで、いつでも気軽に撮影できるようになりましたが、その撮りたまった写真、プリントしていますか? 画面の中だけでなく、フォトブックやプリントなど、手に取れる形で残すと、宝物のように愛着が湧いてくるから不思議です。フォトコレクションプラスなら、月額280円でフォトブック1冊かL判プリント30枚を作れるので、宝物が毎月増えていく楽しみを味わえます。家に飾ったり、おじいちゃんおばあちゃんに贈ったり…と、思い出を見える形で共有するのも良いですよね。ステキな写真が撮れたら、ぜひ形に残してみてください。
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