「強盗」は超・割に合わない
任俠(=弱きを助ける)を自称するヤクザも強盗(タタキ)をやらないわけではないのですが、罪が重くて「間尺に合わん(=割に合わない)仕事」といわれています。
例えば、「組織のために」「親分のために」とか、「本当はイヤだけどやらなくちゃ的な殺人」とかは、昔なら褒賞的な組織内の昇進とかがありましたが、今はそういうのもないですしね。
毎度同じ結論で申し訳ないですが、今回の事件や闇バイトなど「ヤクザ以外の勢力の事件」が起こっているのは、ヤクザの存在感が弱まっているからです。「暴力団」を排除すれば、「ヤクザ以外の悪い人」が出てくるのは当たり前で、現場の警察官はちゃんとわかってます。わかってないのは「暴力団員」と話したことすらないエリートの警察官僚ですね。
排除したところで、今みたいに半グレはどんどん出てくるし、事務所を取り上げたら捜査がしにくくなるしで、いいことはないんじゃないかなと思います。相次ぐヤクザ事務所の閉鎖で捜査が難しくなっている問題も気になっているので、また書かせてくださいね。
配信: サイゾーウーマン
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