ノーギャラで“ポン中のおっさん”の相手!? 元女囚が「保護司」になりたいワケ

子どもの更生を手伝いたい

 少子化いうても少年犯罪は結構ありますよね。連休明けの銀座のロレックス強盗事件は、どんどん新事実が出てきてます。

 少年ばかり4人もパクられた(逮捕された)のも驚きでしたが、リーダー的なA君(19歳)は別件の強盗事件に関わった可能性も出てきました。

 しかも岐阜の個人のお宅。やっぱり4人組で、おうちにいたおじいさんを殴って金庫とかを持って逃げたそうです。このうち2人はもうパクられてて、やっぱり10代でした。で、この2人が「指示役」としてA君の名前を出したようです。

 少年法改正で子どもたちの重罰化も進んでいますが、まだやり直せると思いますよ。少年院ならきちんと向き合ってくれる先生もいます。

 例えば、あのダルビッシュ有さんの弟の翔さんは、少年院でお世話になった先生がたくさんいると、「文春オンライン」で書かれてました。

 「腕立て伏せ100回」をさせ、翔さんができると一緒に涙を流して喜んでくれたり、こっそり2人きりで話を聞いてくれたりする先生がいたそうです。厳しい中にも優しさがある先生ですね。でも、当時は素直になれなかったようで、すぐには更生できなかったんだとか。

 こうゆう「難しい時期」に寄り添える保護司になりたいです。

 最後に宣伝です。ときどきイベントなどでご一緒してる司法書士の甲村柳市先生が6月末にご本を出されるそうです。とても楽しみです。

 タイトルは、どストレートに『元ヤクザ、司法書士への道』(集英社)やそうです。

 瑠壬には絶対ムリですが、司法書士の受験勉強はムショからスタート。独居で「民法」を全部暗記したそうです。すごくないですか? 民法は抜けてる条文もありますが、全部で1050条まであるんですね。

 抜けてるのは、法改正の時に削った条文を番号だけ残してるからやそうです。残さへんとどんどんズレますからね。

 勉強法だけやなくて、若い頃のヤンチャ話もあるそうで、面白そうです。先生はネンショー(少年院)もショーケー(少年刑務所)も経験されてますが、「厳しいだけやった」そうです。でも、ムダやなかったと思いますよ。

 おすすめしときますね。

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サイゾーウーマン
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料理や収納など暮らしに関する情報や、芸能、海外ゴシップの最新ニュースを連日発信中。ほかにも、皇室や女子刑務所のウラ話、万引きGメンの現場レポなど、個性豊かなコラムも展開。ほかとは異なる切り口で、女性の好奇心を刺激する記事をお届けします。
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