美と健康は、正しいお水の飲み方にあり!エコで経済的な水道水を飲もう

お水を正しく飲んで、健康と美を叶えよう

また、多量のお水を一気に飲むのもおすすめできないそう。

「やはり、一度に多くを飲めば、胃に負担がきます。少しずつ頻回に飲む。時間の目安としては1時間に1回ぐらいでしょうか。食事のときも必ず水分を摂りましょう。水分をしっかり摂ることで、固形物が多い食事でも食べ過ぎを防ぎ、お通じもよくすることができます」。

水分補給といっても、カフェインが含まれているお茶類は利尿効果も高いので注意が必要。特に運動時は、カフェインレスの麦茶はOKですが、カフェイン入りのお茶は避けたほうが無難。さらに、アルコールはいくら飲んでも保水できず、尿の量を増やし体内の水分を排せつしてしまうので、かえって脱水がすすんでしまうそう。糖質が高いスポーツドリンクやエナジードリンクも、繰り返し飲み続ければ身体に負担がかかります。

久保田先生は続けます。
「水だけでなく、ナトリウムなどの適度なミネラル摂取も大切です。特に運動時には糖分の少ないスポーツドリンクを利用すると良いと思います。」

お水こそ、命の源!

「冒頭でもお話ししたように、人は水がなければ生きられません。その昔、私たち人間は、海と隔絶するかわりに、身体の中に母なる海を築いたのかもしれません。健康はもとより、美しさの維持にも水は重要。生命活動の源こそが水といえるのです。
身近にあるお水の重要性について、少しでも意識して、健康や美に役立てていただけるとうれしいです!」。

監修:久保田 潤一郎(くぼた じゅんいちろう)

久保田潤一郎クリニック院長、医学博士。杏林大学医学部卒業後、慶應大学医学部で研鑽を積んだ後、杏林大学医学部助教授として教鞭を取りながら、形成外科医として臨床の場に立つ。特にアザや老化による皮膚トラブルにおける治療においては、皮膚レーザー療法を確立。2002年には、東京都豊島区に「久保田潤一郎クリニック」を開設した。美容医療領域の治療に携わるかたわら、一般向けのセミナーにも積極的に登壇。「美は心身の健康の上に成り立つ」という考えのもとに啓発活動を行っている。編著書に「実践・皮膚レーザー療法」(永井書店)、分担執筆に「美容皮膚医学BEAUTY」(医学出版)、「あたらしい美容皮膚科学」(南山堂)がある。

2023年6月2日 健康

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