【梅雨】親子で作る折り紙9選。子どもでもできる簡単な折り方と活用アイディアも

梅雨で雨が続くときには、室内で遊べる折り紙がおすすめです。折り紙は手先を細かく動かすことで器用さが身につけられ、教え合うことでコミュニケーション力を育めます。梅雨の時期ならではの作品を作って、雨の日のお家時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。子どもと一緒に簡単に作れる折り紙とその折り方を紹介します。

子どもの力を伸ばせる折り紙の魅力

 

折り紙は、手先を使った細かい作業によって手先のトレーニングにつながる遊びです。それだけではなく、手先の器用さを意味する巧緻性(こうちせい)、集中力や諦めずに作り上げる忍耐力、次はどんな形になるかなどの想像力も身につきます。

 

もともと折り紙は、人から人へと伝承されてきました。親子や友達同士で教え合えば、コミュニケーション能力も育めるでしょう。

梅雨の時期にぴったりな折り紙の折り方|1枚使用

 

ここからは梅雨の時期にぴったりな折り紙と、その折り方について紹介します。まずは折り紙を1枚使った作品から。親子で折る場合は、子どもの年齢に合った難易度の折り紙を作ってみると良いですよ。

簡単なので初めての折り紙にもおすすめ「しずく」

全部で5工程しかないため、小さい子どもや初心者でも簡単に折れる作品です。顔を書くとかわいくなり、大きさや色の異なる折り紙で作って部屋に飾れば、おしゃれなインテリアになります。

 

<ポイント>

・しずくの先端部分が三角になるようにしっかり折り目をつける
・しずくの下部分は1センチくらい開けて折る

 

ぴょんぴょん飛ばして遊べる「カエル」

昔から伝承されているカエルの折り方です。カエルのお尻を手で押さえて離すとぴょんと跳ねるので、作った後も楽しめます。

 

折るだけでもかわいいですが、さらにかわいくしたければ目を書きましょう。小さい子どもには少し難しいかもしれないので、親子で作るのがおすすめです。

 

<ポイント>

・折り目に合わせて畳む工程が数回あるため、折り目をしっかりつける
・自分の感覚で斜めに折る工程は、出来上がりをイメージしながら折る
・後半部分は折り紙が重なり厚くなるので、折るのが少し大変

・子どもができないところは手伝ってあげて

 

オリジナルの柄で世界に一つだけの「かたつむり」

梅雨になるとよく見かけるかたつむり。折り紙で作って季節感を味わってみてはいかがでしょうか。

 

折り方自体はそこまで細かくないので、大人と一緒に折れば幼稚園児でも挑戦できるでしょう。折り紙の色が付いた表面はかたつむりの殻部分、白い裏面は胴体として使います。好きな柄が描かれた折り紙を使うのもおすすめですよ。

 

<ポイント>

・折り始めは、折り紙の色・柄が付いている面を表にする
・かたつむりのツノ部分は、左右のツノのバランスが同じになるよう、確認しながら折る
・ツノの目は直接書いてもかわいいが、丸型のシールを使うのもおすすめ
・殻にはかたつむりらしくうずまきを書くのも良いが、オリジナルの絵を書くのもかわいい

 

梅雨時期にぴったりな折り紙「長靴」

折り紙1枚でかわいい長靴も作れます。折り方によって長さや太さをアレンジするのもおすすめ。好きな色や柄で折ってみてくださいね。

 

<ポイント>

・つま先部分の折り方は自由

・尖ったつま先にしたい、丸みのあるつま先にしたい、など好みに合わせて折る幅や角度を変えてみて

・つま先部分の形を整えるために折り込む際は、折った紙が外に飛び出さないよう、しっかり内側に入れ込む
・折り紙の白い部分が見える長靴上部はそのままでも良いが、マジックを使って模様を書くのもかわいい

 

長靴とコーディネートが楽しめる「レインコート」

梅雨のシーズンにはレインコートの折り紙もぴったりです。上で紹介した長靴を小さい折り紙で作って、レインコートとコーディネートするのもおすすめ。

 

色や柄を上手に組み合わせて、おしゃれに仕上げてみるのも楽しいでしょう。折る工程は少なめなので、小さい子どもでも作りやすいですよ。

 

<ポイント>

・ほとんど山折りで折るが、一度だけ谷折りして折り畳む工程がある
・工程が少ない分、折り目がずれると目立ちやすくなる
・辺と辺がずれないよう丁寧に合わせながら折り込む

 

※レインコートの折り方は後半3:25くらいから

晴れるように願いを込めて作る「てるてる坊主」

雨が続く梅雨には「明日天気にしておくれ」と願いを込め、てるてる坊主を作って窓辺に飾ってみては?目や口を描いてかわいく仕上げましょう。

 

<ポイント>

・てるてる坊主本体は、折り紙裏面の白い部分を使い、首元のリボンに折り紙表面の色・柄を使う
・縦の折り目がてるてる坊主の下にできるヒダになるので、丁寧に折る
・リボン部分の折り目を開く工程が一番難しく、失敗するとシワシワになってしまう

・子どもが作る場合は手伝ってあげると良い

 

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