先生もちゃんとわかっています
登園前は親子にとって、重要な時間です。喧嘩したり、泣きながら離れたりするのは、お互いに悲しい気持ちで一日を過ごさなくてはいけません。保育士もとてもよく分かっていますし、泣きながら親御さんと離すのは胸が痛みます。ですから、サンダル一つでご機嫌で登園してくれるなら、問題ないと思っています。靴を持ってきてもらったり、途中で履き替えてもらったりと、臨機応変に対応してくれますよ。
また、「先生に見せたかった」というお子さんもいます。そう言ったことも、ぜひ先生に話してみてください。私自身そう言ったケースを何度も経験していますが、「かわいいね、かっこいいね。見せてくれてありがとう」と言っていました。先生たちは、そういった小さなコミュニケーションも大切にしています。それでお子さんが気持ちの切り替えができるのであれば、対応できることはしてくれます。
声かけ一つでご機嫌はつくれる
気持ちの切り替えがスムーズにできるよう、声かけやちょっとした仕掛けをしておくと、履き替える時や次の日以降のお子さんへの対応に変化が起きます。
例えば「今日はサンダルで行ってもいいけど、保育園はサンダルで入れないから○○ちゃん、靴持って行ってくれる?」と、お子さん本人に小さなビニール袋に入れて持ってもらうと、園に着いたとき自分で履き替えてくれることもあります。
靴に履き替えるとき、サンダルの気持ちになって「○○ちゃん、今日は幼稚園に連れてきてくれてありがとう。今度はお出かけの時に履いて欲しいな」なんて話してみたり、逆に靴の気持ちになって「明日は朝から一緒に保育園に連れてきてほしいな」なんて話すのもいいですよ。
でも、正直なところ、急いでいる時は余裕がないですよね。余裕があるときだけで大丈夫です。こんな声掛けを頭の片隅に入れておくと、長靴や傘の時にも使えますよ。子どもの思いを受け止めながら、ごきげんに登園できるようにサポートしてあげましょう。
記事作成: itsumama55
(配信元: ママリ)
配信: ママリ
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