美肌菌を増やすおすすめのスキンケア方法
美肌菌とは皮膚常在菌の一種である「表皮ブドウ球菌」のこと。表皮ブドウ球菌には肌に潤いを与える成分、グリセリンを生み出して外部の刺激から守ってくれる働きがあるんだとか。
お肌のためには、ヒアルロン酸やセラミドといった保湿成分を含む化粧水を使えば良いと考えている方も多いかもしれませんが、乾燥肌がなかなか改善されない場合、美肌菌を育て、自然由来の保湿成分であるグリセリンを増やすことに着目すると良いでしょう。
〜美肌菌を増やすおすすめのスキンケア方法〜
洗顔フォームを使って顔を洗うと美肌菌（表皮ブドウ球菌）をはじめとした皮膚常在菌がほとんど洗い流されるため、肌質が改善されにくいと言われています。一度洗い流してしまうと美肌菌が復活するまでに約12時間以上かかってしまうんだとか…。
美肌菌を効率よく育てるには、朝はシンプルに水洗顔、夜のみ洗顔料を使うのが理想的です。また、洗顔後はタオルで優しく包み込むように水分を取り除くようにしてください。ゴシゴシとこするように拭いてしまうと肌へ負担をかけてしまう可能性があります。
乾燥が気になる場合、化粧水をつけてもOKですが美肌菌の成長を邪魔しない無添加タイプのものを選ぶようにしましょう。
美肌菌はインナーケアでも増やすことができる!?
美肌菌は肌表面だけでなく、実は腸内にも存在しているそう。私たち人間の腸内には1000種類以上の細菌が棲んでいますが、この細菌のバランスがベストな状態に保たれることで老化が抑えられ、弾力のある健康的な肌へ導くことができると言われています。
腸内環境を整え、美肌菌を増やすにはヨーグルトやチーズ、味噌などの発酵食品を積極的に摂取するようにしましょう。また、ケーキやタピオカジュースといった甘いものを摂りすぎてしまうと糖化が起き、コラーゲンに柔軟性がなくなるため、肌表面に存在する美肌菌が育ちにくくなります。
甘いものがどうしても食べたい場合は、食物繊維が豊富な果物を食べるようにしましょう。果物にはコラーゲンの合成を促すビタミンCや血糖値の上昇を抑える食物繊維が豊富に含まれています。
美肌菌をテーマにお届けしました！毎年この時期になると肌の乾燥に悩まされている…という方は是非参考にしてみてくださいね。
