妻がうつ病になった際の支援法は?うつの兆候と家族ができるサポートを解説

妻がうつ病になった際の支援法は?うつの兆候と家族ができるサポートを解説

5、1人で抱えてはダメ!妻や家族にうつ病がいる方の相談先一覧

ここまで読んでいただき、今までの行動をガラリと変えなければ、と考えてしまったあなたは、「自分も妻のうつ病の原因だったのでは」と思うかもしれません。

あなたが妻にダメ出しを繰り返していたりしていた場合は別ですが、他に原因が思い当たるのであれば、基本的にはあなたの問題ではありませんので、安心してください。

1人で支えていくことに加え、これまでの自分を責めるような気持ちになってしまった場合、心配なのはあなたの健康です。

うつ病患者に寄り添うことは、難しいようで易しいようで難しいようで・・・あなたが精神を病んでしまう可能性もあります。 

一人で抱え込まず、病院や相談機関、親族などにも頼っていきましょう。

(1)病院

心療内科などを一緒に受診し、家族でカウンセリングを受けることも大事なことです。

家族で受診できる病院も日本全国に多数あります。

抱え込まずに専門医に相談するようにしましょう。

(2)無料電話相談

ネットの掲示板やチャット、電話相談も利用していきましょう。

妻の状態、支えるあなたの状態などを聞いてくれて適切なアドバイスをしてくれます。

話を聞いてもらうだけでも重荷が軽くなる可能性があるでしょう。

(3)民間の自立訓練所

民間の自立訓練所では家族を含めた相談窓口を設置しています。

うつ病患者の社会復帰を目的にした民間施設で家族と一緒に患者をサポートしていく体制が整っています。

(4)整体や鍼治療も有効

うつ病患者やその家族を含めた整体や鍼治療も有効に利用していきましょう。

整体師や鍼灸師は施術中に話を聞いてくれながら施術しますので、心強い味方になってくれるでしょう。

(5)実家などのサポート

実家などのサポートも必要です。妻の実家でもいいですし、自分の両親にも相談してみましょう。

身近で信頼できる人への相談は大切なこと。

うつ病を支えるあなたの心に寄り添ったアドバイスがもらえるでしょう。

病院に通っているからと考えずに複数の相談先を作っておくことはうつ病患者の家族には大切なことです。

6、妻のうつ病に限界で離婚を考え始めてしまったら

うつ病は、病気でありながらも、外科的な病気とは違います。

手術で治るものでもなく、また発している言葉が病気だからか本心なのか、見分けづらいことも特徴です。

そんなうつ病に罹患した妻を支えるのは、辛いものです。

元気だった頃の妻を思えば、悲しくなってくることもあるでしょう。

自分では支えきれないと思い、離婚の二文字が浮かぶこともあるかもしれません。

そしてそんな自分が許せないと感じている方もいるのではないでしょうか。

誰にも相談できない離婚の気持ちは、どうぞ弁護士に相談してください。

離婚に詳しい弁護士であれば、病気の妻との別れ方、別れた場合のリーディングケースを教えてくれることも。

まずは気持ちを吐き出し、そして離婚になったときの予想図を見せてもらいましょう。

そうすることで、あなたの気持ちに整理もついてくるはずです。

無料相談を受け付ける法律事務所も増えています。

相談をしたからといって、必ず離婚しなければならないわけではありません。

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