カラーリングを長持ちさせるコツ 〜シャンプー編〜
ヘアカラーは、カラー剤で髪の毛の表面にあるキューティクルを開き、その内部に色味を浸透させて髪色を変えていくそうです。色がしっかり定着するまでにかかる期間は、カラーリング後から約10日間ほど。
しかし、この間に紫外線を浴びたりヘアケアを怠っていたりすると、キューティクルがポロポロと剥がれ落ち、内部にある栄養やメラニン色素が流出してしまうため、髪色が退色しやすくなるのです。カラーリングを長持ちさせるには、ホームケアを入念に行うことが大切と言われています。
〜カラーリングを長持ちさせるコツ〜
<サロン専売シャンプー>
髪や地肌に優しい成分が配合されている、サロンで購入できるシャンプー。いいお値段のものが多くて気軽に利用はできませんが、少しでもヘアカラーを長持ちさせたい時は使用をおすすめします。
<市販のシャンプー>
添加物を多く含むシャンプーは洗浄力が高いため、カラーリング直後に使用するのはおすすめできません。
特に「ラウリル硫酸ナトリウム」「ラウリル硫酸TEA」などの添加物が1〜3つ目に表記(※シャンプーや化粧水は配合量が多いものから順番に記載されています)されている商品はできるだけ避けるようにしましょう。
また、カラーリングをした当日・翌日に洗髪する場合、シャンプーは使用せずにぬるま湯(38度ほど)で洗うことをおすすめします。
カラーリングを長持ちさせるコツ 〜ドライヤー編〜
シャンプーと同じく、誤った方法で髪を乾かしていると髪のダメージを進行させる原因になってしまうそう。シャンプー・トリートメントをし、お風呂から上がったら、まずタオルでポンポンと優しく挟み込むように水分を拭き取ってください。
その後、目の粗いクシで髪の毛全体をとかし、洗い流さないタイプのトリートメントやオイルを塗布したら、10cm以上離した状態でドライヤーをあてるようにしましょう。毛先は乾きやすいので、できるだけ根元に風を送るようにするとダメージを軽減しやすいです。
カラーリングを長持ちさせる2つのコツについてお届けしました!普段からヘアケアを丁寧に行っていれば、今後カラーリングした際も色持ちを防げるでしょう。
また、現在の髪の健康状態を詳しく把握することも大切なので、美容室に足を運んだ際は担当のスタッフさんに質問したり、自分の髪質に合ったヘアケア用品について相談したりするようにしましょう。