【大分県別府市】ちょっぴり大人のおやつなメンマ。「BEPPU CRAFT MENMA」が誕生!

「ちょっぴり大人のおやつなメンマ」がコンセプトの「BEPPU CRAFT MENMA」の販売がスタートした。

大分県内の素材を活用する「BEPPU CRAFT」

「BEPPU CRAFT MENMA」を開発する「BEPPU CRAFT」は、大分県別府市を拠点とし、大分県内の素材を活用しながら新しい商品の企画などを国内外に発信している。また、商品開発を行うと共に、教育に視点をおき、学生と関わりながら、課題解決を目指している。

代表を務めるのは、加来千織氏。立命館アジア太平洋大学(APU)を卒業後に別府でマーケティングの仕事に従事し、「BEPPU CRAFT MENMA」を通して、学生と地元の農家が触れ合う機会の創出や自発的にチャレンジできる場を作り上げている。

「BEPPU CRAFT MENMA」誕生の背景

県林産振興室によると、大分県内の竹林は2022年3月末時点で約1.4万ヘクタールと全国で2番目に多く、別府市内の竹林は821ha。元々竹細工をはじめとした竹産業が盛んな地域であった一方で、現在は生産者の高齢化や後継者不足、プラスチック製品の普及により、放置竹林が問題となっている。

そこで、「BEPPU CRAFT」代表の加来千織氏は、別府で地域の人と関わり、新しい特産品の創出と環境問題改善の両立を目指したいと考え、「BEPPU CRAFT MENMA」の活動を開始。日本有数の温泉街である地域の特性を活かしながら、国内と海外の観光客へ、「食」の魅力と「森林課題」を発信していくために、大分県産のタケノコを材料とし、フジヨシ醤油(別府市光町)の製品を使用した「カトレア醤油味」と、大分らしさを感じる「柚子胡椒味」の商品開発を実施した。

また、同商品は、2020年より宮崎県延岡市で放置竹林をメンマにする活動を行う「LOCAL BAMBOO」が監修をおこなっている。

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