使い道さまざま。鰹節専門店「にんべん」が教えてくれる、かつお節の上手な使い方

使い道さまざま。鰹節専門店「にんべん」が教えてくれる、かつお節の上手な使い方

和食の基本の一つでもある「だし」をひくうえで、欠かすことができない食材は“かつお節”。今回は、2019年で創業320周年を迎える鰹節専門店「にんべん」の広報・八重野のぞみさんに、かつお節だしのひき方や、かつお節の種類・おすすめの使い方などについて教えてもらった。

実はとってもカンタン!かつお節だしのひき方

にんべんは1699年の創業以来、320年続く鰹節の専門店。本物の味を伝えたいというコンセプトをもとにさまざまな商品を開発していて、人気商品の「つゆの素」は発売55周年、小分けにパックされたかつお節「フレッシュパック」は発売50周年を迎えた。

「にんべんでは、時代や生活スタイルの変化に合わせて、つゆの素やフレッシュパックなど、素材にこだわりながらも便利な商品を発売してきました。けれど、かつては家庭でも本節を削り器で削ってお料理に使っていたんです」と八重野さん。手軽なだしパックも人気だけれど、一度はだしをひいてみてほしいと言う。

「実はだしをひくのってすごくカンタンなんです。お鍋でお湯を沸騰させたら、火を止めかつお節を入れて1分間待つだけ。決してかき混ぜたりしないでください。1リットルのお湯に対してかつお節は3%の30gが目安です」(八重野さん)

だしをひいたり、料理のトッピングなど、かつお節の使い道はいろいろ

一般にかつお節といっても、削り方によって形状が異なり、使い道もさまざま。どのタイプをどう使えばいいかわからないという人もいるのでは? そこで八重野さんに、タイプ別かつお節のおすすめの使い方を教えてもらった。

「まず、写真左上の『厚削り』は、そばつゆなど、少し濃いめな深みのあるだしをひきたいときにおすすめ。ラーメンのスープに使われることも多いです。中央上の『平削り』は、だしをひいたり、お味噌汁など汁物のトッピングにおすすめ。かつお節のいい香りが広がります。右上の『糸削り』は、繊細で見栄えがすることから、数の子やおひたしなどのトッピングにぴったり。料亭などでもよく使われていますね。そして左下の『ソフト削り』は、小分けタイプのものによく見られるかつお節。だしをひくのはもちろん、和え物などいろいろなお料理に使える万能アイテムです。最後に右下の『削り粉』は、鰹節を削った際に出る粉末。ごはんに混ぜたり、お茶用のパックに入れて手軽に自家製だしパックを作ったりと、使い道が豊富です。ぜひいろいろ試してかつお節をお楽しみください」(八重野さん)

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