ADHD息子、小学校入学「不安すぎた」3つの心配ごとを乗り越えた体験談

ADHD息子、小学校入学「不安すぎた」3つの心配ごとを乗り越えた体験談

5歳でADHD・広汎性発達障害と診断された息子との日々。今から6年前の今頃は、心臓が飛び出るほど、入学が不安で仕方ありませんでした。それはなぜか?保育園生活で大暴れだった息子が「新しい環境になじめるのか」がとにかく心配だったからです。その中でも特に不安だった3つを今回ご紹介します。この記事は、インスタグラムで「発達障害と主に生きる」家族のコミュニティー「そらあい」のSHI-・ママに寄り添う発達凸凹育児アドバイザー(@_so_ra_ai_)が、息子と乗り越えてきた日々をつづります。

2.「登下校問題」

©_so_ra_ai_

「登下校」の心配は、新1年生の親あるあるですよね。毎日のことだからこそ、練習は必須。子どもがしっかり自分で理解し歩けているかの見極めや、途中で何かに興味をそそれられないか等の細やかなチェックをするのが大切でした。

わが家もしばらく付き添って登校していましたが、不安が強い子は、時間が許す限り「付き添い登校」もおすすめします。集団登校・個別登校など学校によってルールは違いますが、まずは親子に合った登校スタイル(付き添い、後ろからついていく、1人でなど)を見つけてみましょう。

3.「生活全般、大丈夫かな」

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学校では自分でしなくてはいけないことが増えますよね。授業を受ける、トイレに行く、いろいろと自分で判断しなくてはいけません。きりがない位、心配事は多くあると思います。

一方、子ども自身も不安なはず。わからないことも多いし、まずは環境に慣れないことにつらさを感じているのではと思います。わが家でも、息子は言葉に出さずとも、家に帰ってきてから「かんしゃく」がひどくて大変でした。不安が行動に出ていたのかもしれません。こんなとき、少しの心配も必ず「先生」へお伝えして、まずは親が安心してすっきりと学校に送り出すようにしました。

画像の黒板に書いてある「まちがいやしっぱいをどんどんしよう」。本当にこの通りで、間違っても失敗してもいいんです。そこを親子で声かけ合いながら「わが子が安心して学校生活を送れる環境づくり」ができたらいいですよね。

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