お気に入りの布で蜜蝋ラップを手作りしよう!繰り返し使えるラップでおしゃれなエコ生活

蜜蝋ラップを使用する際の注意点

蜜蝋ラップを使用する時の注意点を4つ紹介します。今まで使っていたプラスチックのラップを全て蜜蝋ラップに代用するのは難しいため、プラスチックのラップの使用量を減らしたり、繰り返し洗って使えるシリコンのラップと併用をおすすめします。

生肉や生魚には使用しない

蜜蝋ラップは生肉や生魚には使用できません。水洗いだけできれいにするのが難しい、油が多い食品なども使用を避けましょう。蜜蝋ラップは熱に弱いため、お湯で洗うことができません。

電子レンジには使用しない

蜜蝋ラップを付けたまま電子レンジを使用することはできません。蜜蝋ラップは熱に弱いため、電子レンジで加熱すると蜜蝋や植物性オイルが溶けてしまうからです。そのほか温かい食材を包む時にも蜜蝋の溶け出しが懸念されますので、食材が冷めてから蜜蝋ラップを使いましょう。

酸性の食品や物には使用しない

レモンやお酢などの酸性の食品を包むのにも蜜蝋ラップは向いていません。酸性の食品と蜜蝋ラップが触れると、蜜蝋が溶け出してしまうからです。酸性の食材を容器などに入れて直接蜜蝋ラップに触れずに、蓋の代わりに蜜蝋ラップを使うのであれば大丈夫です。

1歳未満の子供が使用するもの・食品には使用しない

蜜蝋ラップは1歳未満の子供が使用するものや食べる物には使用してはいけません。蜜蝋はハチの巣を遠心分離機にかけて残った巣の部分であるため、ボツリヌス菌によるアレルギーを起こす可能性があります。また、はちみつにアレルギーを起こす方も蜜蝋ラップの使用は避けましょう。

へたってきた蜜蝋ラップを復活させる方法

 

蜜蝋ラップは繰り返し水洗いをして使うことができますが、どうしてもシワができたり濃い色が移ったりしてしまいます。経年劣化した蜜蝋ラップは補修してより長く使うこともできます。

 

蜜蝋ラップの補修方法は、蜜蝋ラップを作る時と同様にアイロンで表面の蜜蝋を溶かして全体に広げることです。蜜蝋が一部取れてしまった所がある場合は、隙間を埋めるようにアイロンをかけましょう。何度か繰り返し行い表面の蜜蝋が減ってきた場合は、追加で蜜蝋を広げてもよいでしょう。

 

蜜蝋ラップの布自体が汚れて補修してもきれいにならなくなってきたら、捨て時です。蜜蝋ラップに使う布の素材によっては土に還るため、刻んでコンポストに入れて肥料にすることもできます。そのほか、着火剤としても使えるため、BBQや焚火に使うと有効活用できるでしょう。

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