紅葉を見るだけで幸せになって、アンチエイジング効果も?
今から1000年ほど前の平安時代から「紅葉狩り」は始まっていた説もあり、昔から紅葉の美しさに癒されていたそうです。
そんな紅葉の色のしくみをご存知ですか?葉っぱには2つの色素、緑色の「クロロフィル」と黄色の「カロチノイド」が含まれています。夏は表面にクロロフィルが出ているので葉っぱは「緑色」ですが、秋になり気温が低くなることでクロロフィルが分解され、カロチノイドが表面に出て、葉っぱが「黄色」に変化します。さらに気温が低くなるとクロロフィルと葉っぱの中に残っていた糖分とで「赤色」の色素「アントシアニン」が生成されます。アントシアニンが多くなると葉っぱはより赤くなるのです。
続いては、紅葉狩りで幸せになってさらに綺麗になれるという「紅葉」が持つパワーをご紹介します。
(1)気持ちをポジティブに!
紅葉の「赤」には脳を活性化して気持ちを高めたり温もりを感じたりと人をポジティブにするパワーがあると言われています。色彩心理学的にも紅葉の「赤」には、エネルギッシュ、情熱的、愛情深い、行動を起こしたくなるというパワーがあるので学習能力のアップも期待されているそうです。
(2)ストレス改善
紅葉を見るとその美しい景色に脳内の前頭葉が活性化され、「セロトニン」が分泌されます。セロトニンは、『幸せ物質』とも呼ばれており、セロトニンが分泌されることで幸せな気持ちになって、気持ちがリラックスしストレスが緩和されたり改善されたりすると言われています。
(3)アンチエイジング
セロトニンは「抗重力筋」を高める作用があり、顔のたるみ・しわ予防につながり、アンチエイジング効果が期待されています。
(4)免疫力アップ
紅葉狩りでウォーキングをすることにより、「アディポネクチン」が分泌されます。アディポネクチンは、傷ついた血管を修復し、動脈硬化予防・老化防止作用があるそう。また、痩せホルモンとも呼ばれ、脂肪を燃焼することから、肥満改善も期待できるホルモンと言われています。
(5)ダイエット
紅葉狩りのウォーキングによって、ダイエット効果が期待できます。さらに、生活習慣病予防にもつながるでしょう。
(6)睡眠
紅葉狩りで体も心も癒されて良い睡眠がとれるでしょう。
紅葉は見る美しさだけじゃなく、そのパワーもとても魅力的ですね。
紅葉の時期に、こんなにもパワーがある「もみじ」を食してみませんか?
実は、「もみじ」の抽出物が凄いんです。この抽出物の中には、もみじの葉っぱの中に含まれているポリフエノールが注目されています。その注目とは!
(1)肥満防止
もみじの葉っぱに含まれるポリフエノールには、
・血糖値の上昇を抑制
・脂肪吸収を抑制
という効果が期待されています。
(2)目や美容に嬉しい
アントシアニンは、もみじの葉っぱの中に含まれているポリフエノールの一種です。このアントシアニンによる働きが注目されています。
・末梢の血流を活発化
・血行促進
・筋肉の緊張を和らげる
という働きによって、
・パソコンなど目を酷使した時の疲れ目
・肩こり
・肌荒れやくすみ
などの改善に効果が期待できます。
こんな凄いパワーがある「もみじ」を食す方法があるんです。それが『もみじ茶』です。手摘したもみじの葉っぱを緑茶と同じ製法で、お茶にしたものです。見た目は、もみじの赤色。お味は、ほうじ茶のような味わい。視覚からも味覚からもホッと癒されるもみじ茶です。その他、「もみじエキス」を使ったアイスやサイダーなども商品化されています。「もみじ」まるごといただいて、体の中からも紅葉で美活をしてみては?
いかがでしたか?紅葉狩りに出かけて美しい景色や空気にふれることで日々のストレスを発散し、紅葉の素敵なパワーで幸せな気分になって、さらに美しくなリましょう。