■典型的な嫁いびりに苦しめられた
会えば小言ばかり。気にしないように努めても、積み重なると大きなストレスになりますよね。長年の嫁いびりに耐え抜いた、とある女性のエピソードを紹介します。
「私たち夫婦は、お見合いがきっかけで結婚しました。結婚してから、義母がすごく意地悪な人だとわかり、ショックでした。
別居が条件で結婚したので住まいは別々でしたが、月に一度は義実家へ。義母は決まって玄関で待っており、『えらい遅かったわねえ』、『もっと早く来られたでしょう』と毎回怒られるのです。
また、行けば必ず『子どもはできたか』と聞かれ、半年後には『仕事なんて辞めて、子づくりに励みなさい。嫁として失格』と怒鳴られました。
その後、不妊治療を始め子どもを授かりましたが、出産後はたびたび訪ねてくるので気が休まらず。
授乳中に覗き込んできて『胸が小さいから母乳の出が悪いのよ』と言われ、子どもにおしゃぶりをくわえさせれば『そんなものくわえさせて可哀想に』と言われ。勝手に冷蔵庫を開けられるのも嫌でした」(60代以上・女性)
■なぜか嫁を犯人扱い
続いては、「お金がなくなった」と大騒ぎの義母に、なぜか犯人扱いされてしまったという女性の体験談です。
「年末年始、義実家に帰省した時のことです。ほかの親戚たちも集まっていて、『居心地が悪いな』と思っていましたが、数日のことなので割り切って我慢していました。しかし、私たちが帰る前日に事件発生。義母が、『タンスにしまっておいたお金がなくなった』と騒ぎ出したのです。
みんなで初詣に行ったり、出かけたりもしたので、泥棒に入られたのではないかと思い、警察に通報。結果的に、外部からの侵入の線は薄く、内部犯の可能性が高いとのことで、そこから義母がみんなのことを疑い出して本当に大変でした。
その中で、なぜか最初に疑われたのが私。『最初から怪しいと思っていた』などと言われ本当にびっくりしたし、『まさか』と信じられない気持ちでした。
結局犯人はその家の孫の男の子で、これほど深刻になるとは思わず遊び半分だったようです。もう二度と義実家には行きたくなくなりました」(30代・女性)
(文・ママテナ編集部)