肌質問わず、冬のスキンケアは低刺激と保湿のスピードが勝負
乾燥肌、脂性肌、ゆらぎ肌、敏感肌…あなたの肌質はどのタイプでしょうか?
どんな肌質の人でも何もしないで冬に肌の調子が良くなる人はあまりいないはず。気温も湿度も低下するこの時期は肌のバリア機能が落ちやすいうえ、屋内でもエアコンなどで肌にダメージが蓄積しやすくなります。
そのため、普段は肌トラブルに悩まされていない人でも、いつもより少しだけ丁寧なスキンケアが必要です。スキンケアで押さえておきたいポイントは以下の通り。
(1) 肌にやさしいクレンジング剤を選ぶ
強すぎるクレンジング剤は、肌に必要な脂分まで落としてしまい、乾燥の原因になりやすいです。ポイントメイクは先に落とし、肌全体にはクリームやジェルタイプなどの皮脂を取りすぎないものがおすすめです。
(2) ぬるま湯で洗う
寒いとつい熱めのお湯を使いたくなりますが、これも肌の乾燥を加速させる結果につながることも。冷たすぎる水だと洗浄力が落ちるので、30℃前半のやや低めのお湯で洗うのがベストです。
(3) 保湿までの時間が勝負
お風呂あがりに放置する時間が長いと、肌の水分がどんどん逃げていきます。可及的速やかに肌を守りましょう。乳液やクリームなど、油分を含む保湿剤まで一気に済ませることで、肌のバリアが完成です。
お風呂あがりは子どものお世話で自分のスキンケアどころじゃない…!というママは、オールインワンジェルを使うか、入浴前に自分の洗顔と保湿を済ませてしまうといいですよ。
スキンケアだけでは乾燥対策は不十分。インナーケアでも保湿をお忘れなく
外からのスキンケアと併せてやっていただきたいのが、内側からの保湿ケア、インナーケアです。いくら外から良いものを補っても、そもそもの皮膚を作る栄養が足りていなければ、ぐらぐらの土台の上に家を建てるようなもの。化粧品を選ぶように食べるものにもちょっと気を付けて、大事な基礎であるインナービューティーを叶えましょう。
バランスの良い食事が基本ですが、積極的に摂りたい食べ物は、良質な油脂とタンパク質、それとビタミンです。
・油脂はオメガ3を豊富に含むナッツ類やアマニ油を意識して摂り入れる
・タンパク質は肉に偏らず、魚介類や大豆製品など様々な物を摂るようにする
・ビタミンもサプリメントではなく、できるだけ自然の食材、特に旬の食べ物から摂る
以上の3点を気をつけることで、乾燥に負けない美肌に近づけるでしょう。ぜひお試しくださいね。
あなたのビューティーライフがより良いものとなりますように。