口の健康は全身の健康にも!?自宅介護で口腔ケアをスタートした結果【体験談】

口の健康は全身の健康にも!?自宅介護で口腔ケアをスタートした結果【体験談】

口腔機能改善の効果も

歯医者さんによると、口腔ケアをすることで唾液の分泌が良くなり、しいては飲み込む機能の改善にもつながるのだそうです。さらに、誤嚥(ごえん:食べ物や唾液が気道に入ること)の予防にもつながるとのことでした。

また、口の体操も教えていただきました。まず大きな口で「あ・い・う・え・お」とゆっくり発音。これを10回繰り返します。さらに「パタカラ」「パタカラ」と50回ほど早口で繰り返します。

先生によるとこの口の体操をすることで、のどの筋肉が鍛えられ飲み込む力が改善されるだけでなく、顔の血流も良くなって、脳にも刺激が伝わり認知症予防にもつながるのだそうです。

まとめ

最初のうちは週1回、半年たった今では月1回ずつ口腔ケアを受けていますが、そういえば最近義母が食事中にむせ込むことが少なくなったような気がします。

脳梗塞の後は流動的な物しか食べられなかったのですが、半年たった今では、果物やトマト、かぼちゃ、じゃがいもなど柔らかい物ならかんで食べられるようになりました。今後も口腔ケアと口の運動は続けていこうと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)

2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。

文/ラベンダーミント

著者/介護カレンダー編集部
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