【2023年】冬至はゆず風呂に入ろう!正しい方法や注意点・得られる効果まで気になるポイントを解説

冬至が近づくとスーパーの目立つところにゆずが並べられるようになります。冬至にゆずを入れたお風呂に入る習慣があることは知っているけれど、ゆずをどのようにしてお風呂に入れるのがいいのか分からない方もいらっしゃると思います。そこで、この記事ではゆず風呂に入る由来やゆず風呂の入り方を紹介します。2023年の冬至は12月22日に迎えますので、ぜひ冬至に家族でゆず風呂に入ってみましょう。

ゆず風呂に入る意味や由来とは

 

なぜ冬至にゆず風呂に入るようになったのか、意味や由来を紹介します。

冬至にゆず風呂に入るのはなぜ?

冬至は1年の中で最も昼が短い日で、年にもよりますが12月21日ごろに迎えます。この日を境に太陽の力が強まっていく=運が再び上がっていく「一陽来復(いちようらいふく)」という考えから、体を温めるゆず風呂に入って寒い冬を乗り越えていこうと習慣になったとされています。その結果、冬至にゆず風呂に入ると風邪を引かないとされています。また、冬至と湯治(とうじ)の語呂合わせとも言われています。

なぜ「ゆず」を使用するの?

冬至に入るお風呂にゆずが使われるのは「融通が利きますように」という願掛けの意味が込められています。香りの高いゆずによってお湯の邪気を払い、身を清めて翌日からの運気上昇を願っていたとも言われています。また、ゆずは実を付けるまでに長い期間かかることから、「長年の苦労が報われますように」という意味もあると考えられています。

ゆず風呂の効果・効能

 

ゆず風呂にはどのような効果や効能があるのでしょうか。

血行促進と保温効果

ゆずにはβカロチンやリモネンが多く含有されているため、血管が拡張し血液の循環が良くなる効果があります。ゆずが入っているお風呂に入ることで、より体が温まり冷えを改善し、風邪を予防も期待できます。ゆずの皮に含まれる芳香油には湯冷めを防ぐ効果もあるため、お風呂上がりの体を冷やさずにホカホカの状態が長く続くでしょう。

香りによるリラックス効果

ゆずの香り成分は揮発性が高く、温めるとお風呂場中に香りが広がります。爽やかなゆずの香りがアロマテラピーとしてリラックス効果を発揮するでしょう。また、ゆずに多く含まれるクエン酸は代謝を促進する効果があるので、年末の忙しい時期の疲労回復にピッタリです。

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