フリーアナウンサー・高島彩がおすすめの“子育てグッズ”を紹介

第3回 高島彩・インタビュー
フリーアナウンサーの高島彩さんが、初の子育てエッセイ『彩育 -伝える、変わる。-』(KADOKAWA)を出版。そこで『ママテナ』取材班が、ご本人を直撃。2歳と0歳児の育児に追われる高島さんが、“育児が楽しくなる知恵”と“おすすめ子育てグッズ”を教えてくれました。

●1人で頑張らずに早めのSOSを!

――子育てを通して学んだことはありますか?

「“できない”と周囲にSOSを伝えるだけで、こんなにラクになるんだということを学びました。今までは“弱音を吐くとダメな人間だと思われるんじゃないか…”と勝手に想像していたんですけど、違うんですね。次女を妊娠した時、前置胎盤で上の子を抱っこすることができなくなると、激しくわがままになって泣きわめく日が続いたんです。そうしたら、急に二人目が生まれた後の不安に襲われてしまって。“もう無理!”と主人に泣きついたら、“いつでも助けるよ、むしろ手を貸してもいいんだとわかって嬉しかった…”と言われたんです。何でも自分1人でやろうとしていた気持ちが、勝手に自分を苦しめていたみたい。正直に“できない”ということを伝えるだけで、周りから自然とヘルプの手が差し伸べられることにも気づきました」(高島さん 以下同)

――上の娘さんが2歳、下の娘さんは今年生まれたばかりで、大変な毎日だと思いますが、実践している“育児の知恵”などあれば教えてください。

「特に知恵というほどのものではないんですけど、何でもゲーム感覚で楽しむようにはしていますね。例えば、娘が泣いた時、“また泣くの~”と思うとついイライラしちゃうので、“ほら泣いた。予想的中!”みたいに、子どものわがままも楽しむようにするとか…本当に些細なことなんですけど。あとは、自宅に帰ったら、“召し使いモード”にシフトチェンジしてみる!(笑) 気持ちのスタンスを変えるだけで、子どもがどんなトラブルを起こしても不思議と頭に来ないんですよね。“何をなさりたいんですか?”と召使モードで聞いてあげると、娘も“ごっこ遊び”感覚で楽しめるようです」

子育て

――高島さんおすすめの子育てグッズを教えて下さい。

●「make by day」のシリコンビブ

「お出かけには欠かせない必須アイテムですね。どんな食べこぼしもキャッチしてくれますし、食洗器でも洗える優れものです。柔らかいシリコン素材なので、付け心地もいいようです」

シリコン

●「ベビービョルン」のバウンサー バランスソフト

「寝かせるだけで自然と揺れてくれます。不思議なことに、バウンサーに乗せて少し揺らすと、すぐに大人しくなるし、すやすや寝てくれるんですよ。長女のお世話で手が離せない時、次女に泣かれてもいいように、リボンをつけて揺らせるようにアレンジしてみました」

バウンサー

●「Bonpoint」の半袖ボディーオール7枚セット

「お値段は少々はりますが、兄や従妹を経て、4代に渡って使っても型崩れしない品質の良さ。首元にあるステッチがかわいくて、見えてもオシャレです」

ボディオール

――最後に書籍の見どころと、全国の『ママテナ』読者にメッセージをお願いします!

「子育てって大変なことも多いけど、きっと大変だった時のことこそ、後々笑い話になると思います。空いた時間にパッと読んで頂ける仕上がりになっていますので、みんなで笑って楽しみながら、日々の子育てを一緒に頑張って行きましょう!」

(取材・文/蓮池由美子)