■「仕事の相談」が夫を見直すきっかけに!?
まずは、仕事の相談がきっかけで夫を見直したという女性のお話。「頼りになる」と感じた理由とは?
「付き合い始めの頃は『この人は頼りになるな』と思っていましたが、結婚してからはだらしない行動が目立ち、尊敬する部分がだんだんなくなっていきました。
私は、家でウェブライターの仕事をしています。ある日、とあるクライアントからインタビュー記事を書いて欲しいと頼まれました。相手は女性の方で、『とにかく記事を書いてほしい』と言われたのです。
私は『これはチャンスだ』と思い、作業に取り掛かろうとしました。しかし、少し不審なところもあり、旦那に相談してみたのです。すると旦那は、『この仕事は引き受けない方がいいよ』とあっさり言いました。
理由を聞いてみたところ、『この仕事は、ただメディアに取り上げられることだけに魅力を感じるような人を利用して、インタビュー記事を執筆させようとしている会社だから信用できない』とのこと。
半信半疑でしたが、よく調べてみると、夫の言う通り。私は、その仕事を辞めました。その時『旦那って頼りになるなぁ』と心から思いました」(50代・女性)
シチュエーションが特殊すぎて、なかなか共感はしづらいのですが、悩みを相談して、ずばり解決してくれる姿は、たしかに魅力的かもしれませんね。
■「任せきり」でも穏やかに対応してくれた
続いては、マイホームがきっかけで夫を見直したという女性のお話です。全部任せきりにしても、穏やかに対応してくれたことが、心に響いたようです。
「共働きで、子どもが2人います。定時で上がる私が保育園へお迎えに行き、夕飯を作り、お風呂掃除、洗濯物の取り込み、寝かしつけまで、平日の家事・育児はほとんど私がやっています。帰宅後、ソファでくつろぐ旦那に、いつもイライラしていましたが、注文住宅では本領を発揮してくれました。
たとえば『断熱材は何がよいか』など、仕事から帰ったあと、毎日のように調べてくれて、動線をよく考えた間取り、生活しやすい空間になるように考えてくれました。
キッチンやお風呂、トイレといった水回りは、1人で何度もショールームに足を運び、ネットの評判や周りの口コミを頼りに決めてくれました。
私は家事や育児、仕事でパンク状態。家のことを考える余裕がなかったので、すべて任せきりになってしまいましたが、喜んで引き受けてくれました旦那に感謝しています。
また、毎回『これにしようと思うけど、どう思う?』と、必ず事前確認して、私の意見も汲んで家づくりに取り組んでくれたことにも感謝しています。
私は、旦那が家事や育児を任せきりにすることに怒っていましたが、家づくりを任せきりにしたことに怒らず、穏やかに対応してくれた。『この人と結婚してよかった』と、心から思いました」(30代・女性)
いつもはぐーたらでも、いざという時に頼りになる。そういうシーンで見直すことが多いようですね。普段から、もう少し上手に分担できればなおよしですが……。
(文・ママテナ編集部)